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07月14日-09号

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  1. 富士宮市議会 1999-07-14
    07月14日-09号


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    平成11年  6月 定例会(第2回)                    平 成 11 年                 富士宮市議会6月定例会会議録                     第 9 号                 平成11年7月14日(水曜日)       ────────────────────────────────1.議事日程(第9号)              平成11年7月14日(水)午前9時 開議  日程第1 議第53号 平成11年度富士宮市一般会計補正予算(第1号)       ────────────────────────────────2.本日の会議に付した事件  議事日程(第9号)に同じ       ────────────────────────────────3.出席議員(22名)   1番  佐 野 清 明 議員        2番  若 林 志津子 議員   4番  吉 田 晴 幸 議員        5番  篠 原   太 議員   6番  渡 辺   登 議員        7番  佐 野 宮 峰 議員   8番  荻   睦 男 議員        9番  佐 野 守 茂 議員  10番  望 月 恒 之 議員       12番  望 月 光 雄 議員  13番  古 川 日出男 議員       14番  手 島 皓 二 議員  15番  日 原 貞 二 議員       16番  笠 井 賢 一 議員  17番  伊 藤 高 雄 議員       18番  朝 日   昇 議員  19番  土 谷 虎 雄 議員       20番  石 川 昭 夫 議員  21番  上 杉 義 正 議員       22番  佐 野 堯 春 議員  23番  遠 藤   正 議員       24番  河原崎 澄 雄 議員       ────────────────────────────────4.欠席議員(2名)   3番  小 林   要 議員       11番  渡 辺 利 光 議員       ────────────────────────────────5.事務局職員出席者(7名)  事務局長    稲 葉   豊 君    事務次長    勝 又   肇 君  主幹兼                  主幹兼     議事係長    佐 野 孝 則 君    庶務調査係長  石 川 和 邦 君  主任主査    望 月   斉 君    主任主査    佐 野 武 志 君  主    査  佐 野 史 俊 君       ────────────────────────────────6.説明のための出席者(72名)  市    長  渡 辺   紀 君    助    役  中 村 伸 介 君  収入役     上 杉 六 郎 君    秘書室長    渡 辺 紀久男 君  企画部長    加 茂 恒 雄 君    財政部長    田 中   洋 君                       福祉部長兼   市民部長    大 塚   輝 君    福祉事務所長  前 嶋 範 由 君  経済部長    佐 野 洪 二 君    建設部長    塩 川   明 君                       都市整備部   都市整備部長  佐 藤   寛 君    次    長  木 村 忠 幸 君  市立病院    事務部長    秋 山 武 士 君    水道部長    高 野   喬 君                       企画部参事兼  技術吏員    四 條 洋 成 君    行政課長    塩 川 哲 章 君  企画部参事兼               財政部参事兼  情報管理課長  後 藤 成 夫 君    納税課長    竹 川 康 夫 君  財政部参事兼               市民部参事兼  資産税課長   遠 藤 岩 男 君    市民生活課長  村 松 克 彦 君  市民部参事兼               市民部参事兼  防災交通課長  富 士 眞一郎 君    生活環境課長  戸 嶋 光 璋 君                       経済部参事兼  福祉部参事兼               林政土地    児童福祉課長  持 田   貢 君    改良課長    若 林 英 雄 君  経済部参事兼               建設部参事兼  工業労政課長  市 瀬 征 英 君    管理課長    高 野 博 之 君  建設部参事兼               建設部参事兼  河川課長    山 口 源 藏 君    下水道課長   寺 田 佳 正 君  企画調整課長  芦 澤 英 治 君    人事課長    斉 藤 秀 実 君  財政課長    遠 藤   晃 君    管財課長    石 川   修 君  市民税課長   佐 野 俊 一 君    市民課長    原   郁 子 君  北山出張所長  杉 山 好 正 君    上野出張所長  望 月 初 巳 君  上井出     出張所長    井 出 一 男 君    白糸出張所長  渡 井   實 君  水とみどりの  課    長  大久保 公 雄 君    社会福祉課長  石 川 俊 秋 君  高齢者     福祉課長    伊 藤 嶺 二 君    保険年金課長  松 井 健 二 君  保健センター  所    長  望 月 俊 男 君    長生園長    平 野 好 勝 君  農政畜産課長  望 月 三千夫 君    商業観光課長  太田川 勝 俊 君  道路課長    有 賀 文 彦 君    都市計画課長  清   義 治 君  市街地整備   課    長  鈴 木 秀 雄 君    建築指導課長  望 月 克 己 君                       市立病院     工事監室長   森 井   昇 君    庶務課長    高 橋 美 治 君  市立病院    医事課長    加 藤 武 男 君    出納室長    中 塚 知加良 君  業務課長    木 本 喜 盈 君    工務課長    斉 藤 清 和 君  教育長     藤 井 國 利 君    教育次長    石 川   猛 君  庶務課長    山 田 好 一 君    学校教育課長  高 橋 文 男 君  学校教育課   参    事  村 松   勉 君    生涯学習課長  鈴 木 治 彦 君  勤労青少年   ホーム館長   兼児童館長   佐 野 忠 義 君    文化課長    成 瀬 正 光 君                       社会体育課   社会体育課長  佐 野 征 宏 君    参    事  清 水 敏 靖 君  学校給食    センター所長  伊 藤 博 信 君    中央図書館長  丸 山 博 忠 君  西富士                  選挙管理委員  図書館長    大 橋   謙 君    会事務局長   塩 川 哲 章 君  監査委員                 農業委員会   事務局長    野 村 静 夫 君    事務局長    太 田 和 雄 君       ────────────────────────────────                                     午前9時00分開議 ○議長(佐野堯春議員) 皆さん、おはようございます。連日、御苦労さまです。 会議に入る前に、3番 小林 要議員、11番 渡辺利光議員から、都合により本日の会議に欠席する旨の届け出がありましたので、報告いたします。 この際、助役から発言を求められておりますので、これを許したいと思います。助役。 ◎助役(中村伸介君) 議長のお許しをいただきましたので、発言をさせていただきます。 去る7月5日に上程されました議第53号平成11年度富士宮市一般会計補正予算(第1号)にあわせて提出をいたしました平成11年予算に関する説明資料の1カ所について、議長の許可を得て先ほど訂正作業をさせていただきました。今後、議案はもちろんのこと、その資料の作成につきましても十分に気をつけてまいりますので、本訂正についてよろしくご理解のほどお願い申し上げます。 なお、この訂正によりまして、総体的な計数には影響がございません。大変申しわけございませんでしたが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐野堯春議員) ただいま助役から説明のありました平成11年度予算に関する説明資料の訂正について説明がありましたが、助役の説明のとおり訂正することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御異議なしと認めます。       ──────────────────────────────── △日程第1 議第53号 平成11年度富士宮市一般会計補正予算(第1号) ○議長(佐野堯春議員) これより日程に基づき、日程第1 議第53号平成11年度富士宮市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本件は、去る7月5日の本会議において、市長の施政方針とあわせて提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑を許してまいります。質疑の方法といたしましては、歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入から質疑を許してまいります。 これより歳入に対する質疑を許します。 まず、8款地方特例交付金について質疑を許します。御質疑ございませんか。9番。 ◆9番(佐野守茂議員) 地方特例交付金について質問いたしますけれども、何しろ今度の骨格予算というのは全く変な予算で審議のしようがないといいますか、全く困りものだというふうに思っています。市長が施政方針を述べた337億3,000万というのは、この予算に入っているわけです。市長が述べたほとんどはもう可決されてしまって、たったの32億円のこれだけ審議するわけです。だから、市長の施政方針とは一体何だったのかという、全く話にもならない。我々もむなしくなるわけです、これ議論していて。既にほとんどが通ってしまったことを、あえて市長にどうだこうだ聞いていると。こんなばかな議会軽視のやり方はないと思うのです。議運でも相談してもらった。こっちも聞けるのか、これも聞けるのかと聞いたら、聞けないと、これだけだと。こういう全く議会軽視のような骨格予算、市民にわからないような分割予算、地方自治法違反のこんな予算組むのは全くナンセンスというか、そういうことはもう何回も言っていますから、4年後はそんなばかなことのないようにぜひしていただきたいということを前段申し上げて質問します。 さて、地方特例交付金3億4,470万円の追加でございますが、当初が4億4,800万と。これは提案理由でも説明がありましたが、恒久減税による対策として新設されたのだということですが、当初でどうしてこれだけ見込めなかったのか。余りにも何ですか、見込み違いであったのか、その点をお伺いしておきます。 ○議長(佐野堯春議員) 財政課長。 ◎財政課長(遠藤晃君) 地方特例交付金について御説明をさせていただきます。議員さん御指摘のようにこの地方特例交付金につきましては、恒久減税の地方の減収を補てんするための措置ということで、当分の間この地方特例交付金を設けるというようなことで11年度から創設をされたものでございます。今御説明したように11年度初めての制度で、詳細がわからないという中で当初予算を編成をすることになりました。それでわかっていることは、この特例交付金については減税の影響額の4分の3から、たばこ税の税率が今度改正になりましたので、その増収分の見込みを引いた分が特例交付金の総額になる。各都道府県・市町村に交付される額ですよというようなことは承知をしておりました。その算式に当てはめますと、当初の中で減税の影響額は当市において11億900万という見込みを立ててございましたので、7億7,970万円のこの特例交付金という算式は出ておったわけであります。ただ、先ほど来申し上げていますように、非常にこの詳細がまだ不明な中の予算措置というようなことで、実は県の方から地方財政計画に基づいた地方特例交付金の試算が当時示されました。それがこの当初予算に組んだ4億6,580万8,000円という数字が、これは地財計画の特例交付金の総枠の中で、県の方が、静岡県にはというような試算でこの数字が一応示されておりましたので、先ほど来申しておりますように非常にまだ細かい点がわからないということで、この数字を使って当初予算計上させていただいた次第です。 その後、6月補正予算の編成時になりましても、まだちょっと細かい内容が不明という点がありましたのでありますけれども、当初に当市が試算をした7億7,970万というようなことで、今回補正を当初との差額3億4,470万円というようなことを補正をいたしたものであります。御理解をいただきたいと思います。 それから、つい最近ですけれども、いろいろな情報の中でこの地方特例交付金については、普通交付税基準財政収入額の算入の方法に準じた方法でこの地方特例交付金を交付をするというふうなことで、多分当市が試算をした7億7,970万等、9月になるともう少しやっぱり手直しをさせていただかなければならない部分が出てくるのかなというような感じは持っておりますけれども、今回この7億7,970万、補正後の数字ですけれども、した理由というのはそういうことなものですから、ぜひ御理解をいただきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 財政課長。 ◎財政課長(遠藤晃君) 今、7億7,970万と申し上げましたが、7億9,270万の間違いです。大変申しわけございません。 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、9款地方交付税について質疑を許します。御質疑ございませんか。9番。 ◆9番(佐野守茂議員) 地方交付税についてもお伺いしておきます。 この追加の理由と、それから地方交付税につきましては、毎年8月ごろ本算定があるだというふうなことを伺っているわけですが、そうすると今後さらに9月補正での追加というのは、この地方交付税もあり得るのかどうなのか、その点お伺いしておきます。 ○議長(佐野堯春議員) 財政課長。 ◎財政課長(遠藤晃君) 地方交付税について御説明をさせていただきます。 地方交付税につきましてもなかなか当初のときに、これは毎回申し上げているとおり非常に資料が少ない中の試算ということで、私たちも毎年苦慮しているところでございますけれども、当初につきましては経常的な経費、基準財政需要額についての経常的な経費と投資的な経費がございますのですけれども、地方財政計画で示されている数字は経常経費が平成11年度は1.5%増、それから投資的経費1.5%マイナスというような資料が手元にございました。それをもとに試算をした中で補正前の額21億3,200万円の普通交付税の算定をいたしました。 今回、9,800万円の補正をいたした理由でございますけれども、基準財政収入額につきましては一応市の収入状況、それから決算見込み、それから予算措置状況等々を勘案をしながら試算をしていくのですけれども、特に法人市民税につきましては、基準財政収入額に算入される方法が前年度6月から3月まで、それから当該年度の4月、5月分を基準財政収入額に算入するという方式になっております。それで、前年度の分を基準財政収入額に算入をいたしてまいるものですから、自治省に示されている乗率という、乗せる率ですね、乗率というものを掛け合わせて、当該年度の予測をしながら基準財政収入額を決めていくというシステムになってございます。この乗率が平成10年度は1.16という数字を掛け合わせるということで、これは平成10年度の算入の中に入っておりましたので、ほぼこのくらいの数字ではないかということで試算をしておったのですけれども、その後のいろいろの状況を判断する中で、こんなに上がらないのではないかというようなことが、まだはっきりしたものが示されておりませんけれども、こんなに上がらないではないかということを想定をいたしまして、1.0ということで掛け合わせたその結果がこの数字で、基準財政収入額が減ってまいりましたので、交付税が増えたというような試算でこの交付税の試算をいたしてございます。 それから、今後やはりいろいろなまだ、例えば高齢者福祉あたりは今まで65歳以上の人口で基準財政需要額に算入をされておったのですけれども、今回65歳以上、75歳以上と二つのランクに分けられたものですから、その辺が少し多分基準財政需要額の方が今度は若干上がってくることが予測をされます。そういうことで今の状況ですと、9月にまた最終的な算入で手直しをさせていただかざるを得ないのではないかというようなことで、これについても非常に資料の少ない中の試算ということで、ぜひ御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) 特別交付税の関係で外神・淀師等の異常湧水の関係の交付税の関係について、この金額の中に入っているのかどうなのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 財政課長
    財政課長(遠藤晃君) 特別交付税につきましてですが、昨年度につきましては異常湧水の関係で特別交付税の要望をさせていただいてございます。ただ、特別交付税については、特別の財政需要があるときにはそれを考慮するというようなことになっているものですから、これが金額的にそれでは幾ら考慮されているかというのが、私ども試算がちょっと不可能というようなことになっております。 それから、今回3,000万円を補正をさせていただいたのは、平成7年に特別交付税が4億を超えました。それから、8年が4億4,131万9,000円、平成9年度が4億4,597万5,000円ということで4億を超えておりますので、先ほど来申している異常湧水の関係も、さらにまだ経費的に予算措置もしてございますので、そういうことを前面に打ち出しをしていきまして、この前年度程度の特交を確保していきたいというようなことで3,000万円の補正をさせていただいたということでございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) 特別交付税というか、ああいう異常湧水や災害のための措置が、どういう具体的な内容入ってくるのかというのがよくわからないということなのですけれども、あわせてお聞きしたいと思うのですが、例えば災害等に遭われた地域等に対して、最近国の方の考え方が大分変わってきて、大分国としても支援をしていきますという内容になってきたというふうに我々聞いているのですけれども、そういう特別交付税等での算定という内容は出てきているのでしょうか、その点だけ。 ○議長(佐野堯春議員) 財政課長。 ◎財政課長(遠藤晃君) お答え申し上げます。 災害についての国のいろいろな補助とかそういうものですけれども、いろいろ法律に基づく補助は当然あるかと思います。災害復旧費の中の補助とか、それから家屋の倒壊とかそういうもの、連檐した家屋の倒壊とか冠水とか、そういうものについては個々の補助制度はあると思いますけれども、それ以外にいろいろやはり地方公共団体から単独でやらない細かい事業が当然出てくると思います。そういうものにつきまして、特別交付税で措置をしますというようなシステムになっているというふうに理解をしております。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、11款分担金及び負担金について質疑を許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、12款使用料及び手数料について質疑を許します。御質疑ございませんか。13番。 ◆13番(古川日出男議員) 富士山天母湯衛生使用料で37万9,000円ですが、この中身について御説明を願います。 ○議長(佐野堯春議員) 生活環境課長。 ◎市民部参事生活環境課長(戸嶋光璋君) 富士山天母の湯の使用料の追加について御説明申し上げます。 これは本年7月1日から9月まで夏時間ということで、1時間の時間延長をさせていただきました。それに伴う3カ月分の入場使用料の増でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 13番。 ◆13番(古川日出男議員) 内容はわかりましたけれども、この際ですのでもう少し伺っておきたいと思います。さきの提案、話の中で、いわゆる夏時間7月1日から9月1日までの広報宣伝はどうなっているだと。インターネットにも載っているのかということをお伺いしたところ、載っていますというお答えはあったですけれども、実際に自分がそれ調べてみたところ、確かに載っています、資料としては。ですけれども、一番この夏の稼ぎ時のときの宣伝を考えた場合に、アピールする仕方の方法としてはこれ載っていないわけなので、ただ通常の形でしか載っていないということは、予算の範囲だけ、この37万9,000円だけ取れればいいなのか、もっといわゆるここで私言いたいのは、こういう使用料、手数料に関しても営業的な発想でぜひ発信すべきだということを申し上げたいわけなのですけれども、そういう形での情報公開というか発信していないと。これは市として、やはりこういう財政いろいろ逼迫している中で、たとえ何がしの情報発信する中で財政を確保する一助になる手段はあるはずなので、その辺についてはいかがですか。 ○議長(佐野堯春議員) 市民部長。 ◎市民部長(大塚輝君) 確かに今古川議員さんおっしゃるように、私たち自身もあそこについては、独立採算というと言い方語弊になるかわかりませんけれども、やっぱりあそこで入場していただいて、それから上がる歳入、それでなおかつその歳入をもって施設の整備等もある程度できたらやっていきたい、そんな考え方持っておりますし、そういう中において今の情報の発信、それから宣伝、そういうものについて私ちょっとその文書見てなくて恐縮ですけれども、検討させてください。おっしゃる意味わかりますものですから、せっかく1年間様子を見て、それからそれらを含めて1時間延長、それから正月の2日から営業という問題も考えたものですから、それらを含めてせっかくそういうことで考えた中において、もう少しPRについて方法を検討させてください。 ○議長(佐野堯春議員) 12番。 ◆12番(望月光雄議員) ただいまの件につきまして、今度1時間券が出ましたけれども、1時間券による逆にマイナスの要素もあるだろうと思います。この37万9,000円の中には時間延長の分がもっとたくさんあるのだけれども、1時間券の分を引いてあるよという計算をしてあるかどうか、その点だけ確認をさせてください。 ○議長(佐野堯春議員) 生活環境課長。 ◎市民部参事生活環境課長(戸嶋光璋君) 今回の追加お願いしたものは引いてあるではなくして、3カ月間の1時間延長した分が増になるであろうというふうなことで、それを見込んだ数値を上げさせていただいたものであります。 ○議長(佐野堯春議員) 12番。 ◆12番(望月光雄議員) ということは、1時間券の市民にとっては便利でしょうけれども、逆に多少減になるということも考えられるのではないかと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(佐野堯春議員) 生活環境課長。 ◎市民部参事生活環境課長(戸嶋光璋君) 7月から入りまして11日までですか、状況を見ますと、従前の8時が9時まで延長になったわけです。それらに対するチェックいたしましたところ、平均しますと16人ぐらいが従前の8時過ぎ以降9時までに入っていただいていると。それから、あと入場者の状況を見ていきますと、従前3時間券で御利用いただいた方が、今回1時間券ができたということで、3時間券から1時間券に移行しておるというケースがあるわけであります。そんなことで歳入面ではトータルでは少し下回るのかなと、現状ではそのような分析いたしております。 ○議長(佐野堯春議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、13款国庫支出金について質疑を許します。御質疑ございませんか。17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) 土木費国庫補助金の関係の既存建物耐震施工補助事業の23万3,000円ですか、これの補助基準等教えていただきたと思います。できたら県の関係の補助の基準等についてもあわせて御説明ください。 ○議長(佐野堯春議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(佐藤寛君) これらの補助の内容としましては、国が3分の1、残りの3分の1を市と県半分ずつ、したがいまして国3分の1、県6分の1、市6分の1と、そんな内容になります。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) ですから、どういう内容なのか、対象事業等の内容についても御説明いただきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(佐藤寛君) 実は昨年度もやったのですが、いわゆるかたい建物、コンクリート構造物でございますね。こういうものについて特に幹線道路沿いにあると、そういう建物について耐震性がどうかと、建て直す必要があるかどうか、危険であると、そういうふうなことのいわゆる学校で今耐震性の調査やっていますが、そういうものを民間において幹線道路沿い、そういうものについては対象にしましょうということであります。今年度1件一応予定しております。大体70万程度ということで予定しております。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) そういう建物を見直しましょうという動きだと思うのです。そういう富士宮市には全部で何件あるのですか、そういう対象になる建物は。それで、その大きさとかそういう基準が当然あると思うのです。富士宮市として何件ぐらいの建物が基準に入っているのか、その辺の調査はどうなっているのかお聞きしたいわけです。 ○議長(佐野堯春議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(佐藤寛君) 対象としては相当あろうかと思いますが、実はこれいろいろ公募なんかしたのですが、余り希望者はなかったと。今年度も1件しかなかったと、そういうふうな状況でございます。 以上です。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) すみません。3回過ぎてしまいましたのであれですけれども、いわゆる以前から何回かお願いしていますね。民間の一般の皆さんの住宅というのは、非常に耐震性に問題がある、また不安を抱えている。そういう中で他の市町村ではそういう一般の皆さんの住宅に対しても補助を出していますと、やっている市町村もあるわけで、そういうものはこの補助基準に合わないのかどうなのか、その点についての検討はどうなっているのか。今回はわずか1件しか申請がなかった。そのためにこれだけしかやりませんよということのようなのですけれども、そういう建物についての補助基準は合致しないのかどうなのか、その点をお聞きしたいだけです。 ○議長(佐野堯春議員) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(望月克己君) 既存建築物の耐震性構造の診断のこの1件しか今年度はございませんけれども、これは前から進めておりますけれども、静岡県の地震対策条例に基づきまして、地震発生時における建築物の倒壊等による災害を未然に防止し市民の安全を守るということから、緊急輸送路、それから避難地、ここにおける建物についての民間の建築物の耐震診断を実施していくと。これについて本年度から国庫補助、国の補助の対象になったという中で、私たちもいろいろあらゆる方法でPRしておりまして、昨年は1件実施したわけですけれども、本年度の中で図面、設計図書はなしの非住宅、これの基準が耐震診断の基準枠というものがございまして、169万4,000円ですけれども、この方はたまたま、今回の要望のあった方は見積もりをいたしましたところ、70万ぐらいで上がるということですから、基準は169万4,000円でございますけれども、70万の見積もりで診断できるということですから、その70万に対して市の補助金が6分の1、県が6分の1、国が3分の1ということで実施していくということでございます。今後もできるだけこういう輸送路、緊急避難地における耐震の診断を推進してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐野堯春議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、14款県支出金について質疑を許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、15款財産収入について質疑を許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、16款寄附金について質疑を許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、17款繰入金について質疑を許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、18款繰越金について質疑を許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、19款諸収入について質疑を許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、20款市債について質疑を許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。以上で歳入に対する質疑を終了いたします。 これより歳出に対する質疑を許します。 まず、2款総務費について質疑を許します。御質疑ございませんか。1番。 ◆1番(佐野清明議員) 地方拠点都市推進費、それから交通安全対策費、2点についてお伺いするわけですけれども、先ほど9番議員が批判をしておりましたけれども、骨格予算ということでこれは反市民的だと私は思っているわけです。その中でわざわざ市長が政策的な経費は、市長がかわるかもしれないから、次の市長に儀礼的に、慣例的に取っておくだと、こう言っておきながら、今度は渡辺市長が再度市長になったということでこの施政方針やったわけです。この中身が補正予算でほとんどないということなのです。それが証拠に、総括質疑やってもう一度やっぱり深めたいなという、お伺いをしたいなという項目を一応私なりに10項目上げてみたわけですけれども、そのうちの5項目が質疑ができないのです。そういう施政方針なんて、この施政方針一体何ぞやと。総括質疑の中でも市長はこういうふうに答弁しています。不遜な態度でとられては困る。だれにとられて困るのか、だれに不遜だと思われるのか。よっぽどこの中身の方が不遜だと私思うわけです。わけがわからない、こんなもの。本来、中身自体がもう政策的経費なんて、ほとんど当初でいってしまっているわけです。 そこで施政方針をやって、今度選挙が終わって所信表明か何かやれば、事が済む問題なのです、中身が。そういうことを実態をやっておきながら、不遜な態度に思われたら困る、慣例的にやったなんて、今後勉強したいなんて、こんなばかな予算を絶対やるべきではない。なおかつ行政改革にも全く反する、手間ばかり食って、まさか3月の時点でこの印刷までは僕は回していないと思いますけれども、ちょっと嫌みかもしれませんが、そこまでやってない。これできているのです。それをわざわざ分けて、それで不遜な態度なんて、どっちが不遜な態度なのか、この点をまず最初に批判をして、もしその点で意見があれば、また市長に述べいただきたいわけですけれども。そんなことを前置きに、身延線高架について、総括質疑でJRのちょっと扱い方が手ぬるいではないかというか、態度が大き過ぎやしないか、もうちょっと負担してもいいのではないかと、こんな趣旨の質問したわけですが、この今度の調査の950万の委託料で、県が調査は3分の1だということで300万、残りは一般財源で650万市が出すわけですけれども、こういうものに対してもJRは負担しなくていいのか、負担させる必要がありはしないか。 この調査とはまた別なのですが、いわゆる鉄道高架について、JRは5%負担をするだと、こういう答弁があって、前からそれは言っているわけですが、そういう観点に立てば、こういう調査についても当然JRに負担していただくという態度で臨むべきかなと。これが市の財源確保に、市長のいう財源確保につながるのではないか、こんなことも思うわけですが、その点はどうかということをお伺いしたい。 それと、それに絡んで総括質疑の中で答弁がありました全体工事費が200億円、それを国が47.5、JRが5%、国・県が半分ずつだと、こういう答弁があったわけですが、いわゆる200億円の内訳を若干お伺いしておきたいなと。というのは、総括質疑もそういう聞き方したわけなのですが、私の聞き方が悪くてお答えいただけなかったので。というのは、新たに線路を、高架を南側に寄せるわけですね。それで高架にする。その工事費が当然かかるし、それからそこにかかってくる住宅の補償費だとか、それから駅舎がずっと西に寄りますから、その新設費だとかいろいろかかると思うのです。そういう内訳と、その総体の中の5%といういわゆるJRが負担する分がちょっとわからない。そこを説明してもらいたいわけです。 それとあわせて、当然南へ寄るわけですから、その南に寄ったJRのいわゆる用地、高架の。それが通常の例えば道路のつけかえみたいに旧のJR通っている線路の敷地ですね、JRの用地ですけれども、それといわゆるずっこみになってJRの所有権に全部なるのか。そして、あいた部分、その北側の、その分はどこに所有権が移転されるなのか。それともう一つは、高架になったその下も所有権が多分JRに行くと思うのですが、その高架の下の使い勝手といいますか、その辺はどうなるのか、その点をお伺いをしたいところです。 それから、JRのいわゆる態度といいますか、そういう中で若干聞きたいわけですけれども、いわゆる市民要求をJRはどう受けとめていらっしゃるかということ。というのは、以前の議会でも私はお願いをしたわけですが、踏切の待ち時間の問題、あれなんかももう本当に駅に入る前、西駅のずっと向こうの方から鳴り始めて、駅にとまってしばらく待っているとやっと電車が来る。ですから、渋滞がなおさら多くなるわけで、現状の中でも踏切の時間をいわゆるJRと交渉して短くできないかと、こういうお願いをしておいたわけですが、多分当局の皆さんは当局に交渉していただいたと思うのですが、全くそんなものけってしまう態度なのかどうなのか、その点。 それから、これはまだこの議会ですから、まだJRとは協議されていないと思いますが、いわゆるホームと電車との段差の問題、それとエレベーターがあるけれども、その使い勝手の問題なんかについても、いわゆる市が住民本位でもってJRにお願いしたときに、JRはどういう態度をとるなのか、その点お伺いをしておきたいわけです。 それから、若干駅周辺ということで関連してオーミケンシの跡地ですね、総括質疑の中で暫定使用については目的外使用だからだめだと、こういう答弁をされたわけですが、いわゆる目的外使用の法的根拠、もしおわかりになったら教えていただきたいと思います。 以上、ちょっと細かい点たくさんありますけれども、順番にお願いいたします。 ○議長(佐野堯春議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(佐藤寛君) 非常に難しい問題でございます。細かいことについては担当課長に答弁させますが、まず私のところからできるところからさせていただきます。 まず、JRにも現在やっている調査費用、これを負担させるべきではないかということでございますが、現在まだ市としてどういうふうな考え方があるのかというふうなことからいきまして、県がそれでは市でやってみろよというふうな考え方でやっております。ただ、JRについても一応参考程度に、いろいろの会議において考え方はというふうなことで、私ども出席はしてもらっております。ただ、JRがいよいよ乗り出すというのは、国庫補助事業の調査が始まってからと、そういうふうないわゆる決めがあるというふうなことで、まだ現在市の段階では入っておりません。国庫補助事業というのは県がやる段階でございます。県がやる段階においてはJRと話しすると。まだ市でやっている段階においては、県が一応補助すると、そういうふうなことでまだJRが入っておりません。 それから、200億の内容でございますが、負担割合は先ほど議員おっしゃるとおりでございます。その内容については、アバウトになろうかと思いますが、課長の方から説明させます。 それから、旧の用地、旧用地といいますと南側に寄るわけなのですが、その寄って残った用地はどうなるかということでございます。これについては今いろいろその辺の調査、こういうことが今やっているような状態でございますが、今までの考え方としては、都市計画決定ですべて取り組んでしまいましょうと。今のJRの区域ですね、それを取り組んで、それからできれば南側に寄る部分につきましても、一帯を区画整理の区域と取り組んで、それによってあと換地するというふうな考え方がございます。それが鉄道高架と、そしてその周りにある都市計画施設、中原線と黒田線でございますね、それの接続、それから面的な区画整理、これを2点セットで同時に都市計画決定したいと。それが一番理想的なのですが、なかなかそこでの手続がいろいろ難しいところがございます。理想は3点セットの都市計画決定でございますが、そういうことについての整理をしていきたいというのが今やっている調査の一つの目的でもございます。したがいまして、3点セットで区画整理に入った場合には換地ということになりまして、南側に来た用地につきましては、当然JRに換地して、残った分については民間のいわゆる民地と、そういうふうな考え方もなろうかと思います。 それから、高架の下の利用でございますが、これについては当然地べたがJRのものでございます。JRについては、JRのいろいろな考え方もあろうかと思いますし、まちづくりの中においてJRとしてどうすべきかというふうなことで、いろいろ検討していこうと、かと思います。 それから、踏切の渋滞、そしてホームのデッキというふうなことでございますが、踏切の渋滞いわゆる遮断時間、そういうものについては私どもよく理解してございませんが、一応鉄道車両の運行というふうなことから、ある程度の制約があろうかと思います。そういうことでありまして、なかなかちょっと早過ぎるのではないかと思うことは、私もそういうふうな経験はしておりますが、これもやむを得ないものではないかなと思っております。 私の方からは以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(鈴木秀雄君) それでは、200億の内容でございますけれども、これは用地補償、工事費等で200億となっております。それ以上の明細は、ちょっと今わかっておりません。 それから、高架下の利用の件ですけれども、高架下の全面積の15%が地方公共団体が利用できるということになっております。 それから、最後に御質問がありました段差、エレベーター等については、障害者プランですか、そちらの方にも載っていまして、社会福祉課の方とJR側が検討しております。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 企画部長。 ◎企画部長(加茂恒雄君) 先般の総括質疑の中のオーミケンシ跡地の暫定利用のときに、私の答えに対しまして委員の方からは、目的外使用という法的根拠と、こういうことでございますけれども、そのときにもちょっと申し上げましたけれども、この土地は民都が買ったわけですけれども、この民都という団体は政府系の資金が導入されているところでございまして、建設省が一枚かんでいるところでございます。オーミケンシと民都との売買の目的というのは、都市開発を進めるということで、その方向で土地を民都が買収したと、こういうことであります。したがって、民都が買った場合には、そういう形でその地域の都市の開発を促進するために土地を求めていくと、こんなことでございますので、したがいまして法的根拠と言われても、法的根拠というものではなくて、オーミケンシと民都との売買契約の中のその目的と。これに照らし合わせますと、議員から御提案の暫定利用のいろいろの手法というのはありましたけれども、それはその目的からは外れると、こういうことで目的外につながるおそれがあると、こういうことでその暫定利用は難しいものではないのかと、こういうふうなことで私はお答えさせていただいたということで考えております。したがいまして、その点については御理解をいただきたいと思っています。したがって、この土地については暫定利用ではなくて、この前も言いましたように一日も早くあそこの土地を有効利用を図っていただくことを念頭に置いておりますので、そのことを踏まえまして暫定利用というのは今視野にないと、こういうことでございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(佐野堯春議員) 1番。 ◆1番(佐野清明議員) 4点ほど再度お伺いしますけれども、国庫補助事業に採択をされると、それ以降は調査費にしろ何にしろすべて先ほどのパーセント、JRは5%、国は47.5と、こういうふうに移行するという解釈でいいかどうか、その点確認と。 それから、二つ目、今既存のレール、鉄道敷は民地になるというふうに今答弁いただきましたけれども、その換地をして民地になるという、要するに新たに買うところは公共のお金で買っていて、その民地という意味がよく理解できないわけですけれども、新たな南に寄るところにかかる人たちの代替地という意味なのか、それとも第三者いわゆる公共ではない民間のものになってしまうというそういう意味なのか、その点をお伺いしたいと思います。 それから、高架下の問題で、今15%については地方公共団体が使用できるだと、こういう答弁があったわけですが、いわゆるまちづくりをするわけですから、15%は確かに市が、言葉悪いかもしれませんが、どういうふうに使おうがいいと、市のものだと、権利があるよと、こういうことだろうというふうに思うのですが、その他の分について、まちづくり全体としてどういうふうに使っていくだというテーブルに当然載せて、所有権はJRにありながらも、いわゆるその物件としてはまちづくりのテーブルの上にのっかっているだと、こういう解釈でいいのかどうか。もちろん私はそうすべきだと思うのですが、その点お伺いをします。 それから、四つ目は、今、民都の目的外使用なのですが、もう一つでは視点を変えてお伺いしますけれども、最終的に駅南、駅周辺整備をするわけですけれども、そこで当然駐車場なり浅間大社につないだ面的な整備をしていくという位置づけをするわけですから、例えば暫定ではなくて、短期いわゆるお祭りの期間だけそこを駐車場にするとか、何かの折にそこを使うとか、要するに1日だとか2日とか1週間とか、そういうことをお願いしてできないものなのかどうなのか。もちろん私自身も駅前の住人ですから、あそこにブラックボックスがいつまでもあっていいはずはないし、早くまちづくりをしてもらいたい、計画を進めてもらいたいというのはもう本当に願いなのですけれども、その間において数年あるだろうから、そういう使い勝手ができないかどうかお願いする価値はないかどうかという、そういう視点でちょっと質問変えてみます。 それから、先ほど一つ聞き忘れてしまったのですが、交通安全対策費の中で地方バス路線の維持費ということで1,700万つけていただいたわけですけれども、これも総括質疑の中の答弁で、要するに3年間でその1,700万円をペイできるように住民の皆さん乗ってくれと、こういう答弁があったわけです。それにかわって、住民のいわゆる交通弱者の病院だとか通学とか福祉とかというそういう目的で市が足を確保すべきではないかという質問に対しても、財政的には無理だと。財政的に無理なのだから、民間に委託しても無理なのだと、こういう答弁をしているわけですけれども、翻って地方自治法第2条ではいろんな業務が書いてあって、例えば富士宮市に市立病院がなくても、富士宮市に図書館がなくても法律違反ではないですね。ですから、この公共交通にしても、富士宮市が持たなくても法律違反ではないけれども、一体全体この答弁が渡辺市政の姿勢なのかどうなのかということにもう一回確認したいわけです。開拓農協、農業を守る立場、これから経営していく立場で必要だって当事者が言っているのに対して、財政的には市でできっこないだから、民間もできっこないよと。今回やったのはあくまでも緊急避難的に1,700万円なのだから、3年間でそれ払ってもらわないと困る。3年たったら、それはもうあと全然やらぬよというふうな答弁に私には聞こえたのですけれども、それが渡辺市長の姿勢なのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 市長。 ◎市長(渡辺紀君) 路線バスの問題、開拓農協の方の宮沢組合長の農業農村活性化塾のときの発言の真意というのは、私はもう少し事務的に何を指すのか聞いてみたいと思っておりますけれども、実際問題としては皆さんがあそこでもってマイカーでもって2台ぐらいずつ持っていて、実際マイカーでやっていらっしゃるので、それに対してどのぐらいの需要があるのかというような問題もう少し詰めてみないと、ここでもって「はい、あのときああいう発言ありましたから、開拓農協につきましても市が補助して民間バスの経費を担保します」というようなことは、ちょっとまだ言える段階ではないというふうに思っております。 同時に、渡辺市長の姿勢なのかと言いますけれども、蒲原病院の方へ通う沼久保、安居山からのあのバスがとまってしまうので、打ち切りするんでというときに、ちょっと待ってくれ、補助の問題も検討するのでと待ってもらって、向こう3年間だけは何とかしようではないか。そのためにひとつこの利用、活用について、もう少し地元の皆さん方とも諮って、その間にペイできるような方途を考えてもらいたいという話をしたわけでございますけれども、それはそれで私はいたし方ないことだというふうに思っております。 ただ、今ある、前回も言いましたけれども、路線バスがマイカーの普及によって採算が悪くなる分野がどんどんある。バス会社の経営自身もそういうものでもって、大変厳しい状況も競争化時代の中でもってある。それが合わなくなるから、市の財政でそれを補ってペイできるような格好でして、その民間のバス会社の路線を維持をしていくという基本的な問題については、やっぱりこれはかなり考えていかないと、将来的に財政がこういうときだけに、一概に「はい、赤字分野については市が担保いたします」ということは言えないというふうに考えております。今話がありましたように蒲原へ行くバスにしても、1人で乗っている場合もかなりあるというふうな状況について、今後ともいつまでもこれがやり続けられるだろうか。それならば、むしろ地元の助け合いの会みたいなものでもってそういうものについて対応してもらった方が、はるかに効率的な運用という面からいっても、場合によっては排出ガスの大気汚染の問題からも考えてみて、むだな話になる心配が多いというふうに思いますので、これについてはかなり慎重に考えていきたいと思っています。 ○議長(佐野堯春議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(佐藤寛君) 私の方から、高架下利用についての答弁させていただきます。 高架下につきましては、JRとしてまちづくりに参加するかと、テーブルに着くかということでございますが、私は必ず着けなければならないし、着くものと思います。といいますのは、昔の国鉄とは違いまして、JRということで民営化になりまして商売を覚えてきました。したがいまして、当然そういう部分からいけば、まちづくり、そして自分の会社、それをどういうふうにするかということになれば、当然テーブルに着かざるを得ないではないかと、私はそう思っております。まちづくりについてはそのような姿勢で臨んでいきたいと思います。 あと既存の鉄道敷の云々ということにつきましては、細かく課長から説明させます。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(木村忠幸君) JRの負担がいつからかということでございますけれども、その1点でございますけれども、JRの負担につきましては基本的に工事協定を結んでからJRの負担が出てまいります。調査段階ですと、まだ高架化がそれが決まったものではないということで、高架化の可能性も含めて今調査やってございますので、国庫補助調査になりましてもその点も入ってまいりますので、調査段階ではJRの負担は出てこないと。あくまでも高架化が決まって、工事協定の段階で費用負担割合が結ばれてJR側の負担が出てくるというふうなことでございます。 あとJRの新たな鉄道敷の土地の問題でございますけれども、先ほど部長が説明したとおり区画整理方式の場合には換地ということで、新たな鉄道敷が換地という方式の中でJRに土地が充てられます。それで区画整理方式以外の場合には、新たな鉄道敷というのを高架施設事業費、それは高架事業費で買うわけなのですけれども、その土地については将来鉄道敷になるわけでございますけれども、その場合、今交換される土地と高架施設費で買った土地との交換でありまして、JRが持っている土地というのは都市側の土地になります。基本的にそういう土地については、例えば側道とかいったもので公共事業として使っていくというふうな形になります。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 企画部長。 ◎企画部長(加茂恒雄君) オーミケンシ跡地の所有者であります民都に対しまして、お祭りとかそういう場合の一時的な使用について、そのお願いをしていく考えはないかと、こういうことでございますけれども、これにつきましてはそういう市民的な行事の中で、必要性があれば、やはりお願いはしてまいりたいと思っていますけれども、そのために御理解をいただくといいますか、市の方の考え方は伝えていくという基本的なことについては持っていきたいと、こう思っておりますので御理解いただきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 1番。 ◆1番(佐野清明議員) ぜひ高架下についてもテーブルに着かざるを得ないだろうという、こういう見解ですけれども、心配するのはJRの唯我独尊で、要するに自分たちがということが余り出過ぎてしまうとやっぱりうまくないなと。今までの経緯、経過見ていると、どうもそういう感が否めないものですから、改めてそのことを要望しておきます。 それから、バスについては、市長と考え方僕は合うところたくさんあるのです。1人を乗っけて大きなバスを地球環境を汚染して走れと、こういうことを僕は言っているのではなくて、そこは市長と全く一緒なのです。そのために税金をたくさん出せと、こういうことを言っているわけではなくて、いわゆる市民の足をどう確保するかという観点で、要求がどこにあるかということを言っているわけです。ですから、大きなバス路線を改めて存続をしろとか何かということではなくて、そういう要求があれば、ワンボックスも含めて対応すべきではないかと、こういう観点で質問しているわけです。関連になってしまうのですけれども、後で聞くべきなのでしょうか、総合福祉会館のバスの運行の問題があるのですけれども、いわゆる天母の湯はやめてしまいましたですね。あれも最初補助金出したけれども、使い勝手が悪かったかどうか、高かったかどうか、よしてしまったわけですけれども、いわゆる使わなければやめていくというのは当たり前の話で、今回の1,700万もペイできなければ3年後にやめるよと、こういうことだというふうに思うのですけれども、ではその後どうなるのだということで、例えばこういう言い方したらちょっと言い過ぎなのでしょうか、天母の湯は入らなければ死んでしまうという問題ではないですね。入らなければ困るという問題ではないと思うのです。ところが、保健センターだとか、また総合福祉会館だとか、そういうやっぱり医療、保健、福祉に関するところというのは、やっぱりそれがないとだめだと思うのです。特に宮沢組合長が言っているのは、医療だとか学校だというのも困ると言っているわけで、そういう周辺で助け合いでという話に持っていっても、例えば事故があったらどうするのだというそういうことでなかなか進まないということも述べていらっしゃるわけですから、そこをやっぱり公共がどう足を確保していくかという、なければ困るのだというそこの観点に立ってもらいたいという意味で御質問しているわけです。 ですから、どうしてもやらない、やらないと突っ張るばかりでなくて、そこの時点を渡辺市長はどう市民の交通弱者の足を守っていく姿勢があるなのかという、そこを聞きたいわけなのです。どうも私の御質問に対して突っかい棒ばかりして前向きな答弁いただけないわけなのですが、それが渡辺市長の姿勢なのかと、こういうふうに聞いているわけですから、ぜひお答えいただきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 市長。 ◎市長(渡辺紀君) 前回来、姿勢、姿勢という言葉が大変よく出てくるわけであります。私の姿勢については、施政方針で最初に述べたように「住んでよかった」と言われるような富士宮市にしたいというふうな基本的な姿勢でございます。姿勢はそうでございますけれども、お話もございましたように大変市民の意向も要求も多様化している時期でございますので、その多様化している市民の要求のすべてにお答えできるかどうかという問題も、また大変難しい予算問題を抱える問題でもあるということでございまして、今のお話がその多様化している一つの要求なのか、当然市民として全般的なコンセンサスが得られるような予算の使い方になるなのか、その辺も含めてまた考えてみたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 13番。 ◆13番(古川日出男議員) 財産管理費のことでちょっと1点伺います。 裁判和解に伴う解決金5,950万、これは全協でも説明があったわけで、経緯は了解をしているわけなので、故安藤國三さんに対する請求事件の裁判和解に伴う解決金ということは承知はして、それはいいのですけれども、1点だけこの際ですから確認をさせていただきますけれども、和解の正式な書類といいますか、どういう形で、裁判、弁護士さんとどういう関係になってどういうふうな形で確認をされたなのか、その点についてこの際明らかにしていただきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 企画部長。 ◎企画部長(加茂恒雄君) この裁判の関係につきましては、双方の弁護士さんおりまして、それぞれの考え方で進めてきたわけですけれども、その中で裁判所が、裁判官が間に入りまして、和解案を提示していただいたということでございますので、それはあくまでも和解案でありまして、それに対しまして先般議決いただきましたので、それから今日その予算の審議がありますので、この予算が確定した段階で、市としては弁護士を通して裁判所の方に市の方の正式な和解議決、また予算の和解金の5,950万の議決書、こういうものを提出されます。そうしますと、それから相手方の方については、もうこの案である程度和解に応ずるということでございますので、その書類が届けば、裁判官の判断で和解調書が正式にでき上がると、こういうことでございます。したがいまして、これからになりますけれども、そういうことで裁判官の判断で和解調書が確定するということになります。 ○議長(佐野堯春議員) 13番。 ◆13番(古川日出男議員) 大体わかりましたですけれども、もう一点伺います。 いわゆる裁判官のあっせんという形で話が進まれたという、そういう経緯だろうと思うわけなので、確かに予算が確定しないとその和解が正式な締結にならない、こういう格好になるだろうと思うわけですけれども、この際あえてお伺いしておきますけれども、とかく富士宮市は過去こういったケースを含めて、財産の処分その他についていろんな問題があったやに考えて思っているわけなのですけれども、いわゆる正式な手続がなった暁には、それはこういう形でなったよという証拠書類といいますか、そんなようなものは我々にも示していただけるものなのですかどうなのですか、その点いかがですか。 ○議長(佐野堯春議員) 企画部長。 ◎企画部長(加茂恒雄君) 最終的な和解は、この間議決いただきました和解案の内容と同じものなのです。ただ、一つ文言が被告とか原告とかという表現を、被告だとかいろいろちょっと表現を変えてありますけれども、その部分が変わるぐらいで、あとは全部中身的には裁判所から示されました和解案に沿って議決書の書類はつくってございますので、変わるものではありませんけれども、結果的にその裁判官の署名したものの和解調書が正式に決まったものの写しということであれば、それは提出することもやぶさかでないと、このように考えています。 ○議長(佐野堯春議員) 9番。 ◆9番(佐野守茂議員) すみません。1番議員と同様身延線の高架化の問題でなお若干お伺いをしておきます。 今後、県事業に採択をされていった場合に、県の事業なのだと。そこで、では市の発言権というのですか、いわゆる主導権は当然県の事業になるわけですから、県がやると。市がやる例えば我々、佐野清明議員が総括質疑でも言いましたが、市民は要するに今財政も厳しいから、切り詰めてやれよと、こういうのが多数なわけですね。ですから、そういう例えば市民の意向なりそういうものを、県が事業をしていくのだけれども、市のいろんな意向といいますか、意見というものがその中で主導権を持っていけるかどうか、そこら辺の実際県に振り回されるというのですか、要するに市の意見が余り聞き入れてもらえないとか、そういうことにならないようにしなければいけないと思うのですけれども、要するに県や国からお金はもらっても、中身のことについては市がいろいろうんと口出せるという、そういうことを本来しておかなければいけないと思うのですが、そういうふうに進めていけるのかどうなのかということをぜひひとつ基本的な考え方でお伺いをしておきます。 それから、あと先ほどのやはり身延線のいわゆる現在通っている土地が後で残るわけですね。南側に寄りますから。先ほど区画整理が行われた場合には換地という方向を、方針といいますか、そういうことが示されたわけです。しかし、このいわゆる去年の3月に我々に示された内容を見ますと、既に区画整理の範囲というのは、これでいくと調査の内容ですけれども、現在の富士宮駅の駅舎あたりまでだと。黒田踏切のあたりは、これは買収方式にならざるを得ないような絵の格好になっているわけです。さらにこの9ページに、現在の身延線の通っているこの付近は、グリーンの絵で公園緑地というふうになってしまっているわけです。そうすると、既に先ほど部長が言った区画整理方式でいけば、ここは換地になるのだけれども、換地にもならないと。事業を少しでも事業費を切り詰めていくということになると、ここに公園緑地を残してもしようがないではないかと。これを民間に売って、例えば隣パチンコ屋だから駐車場になるではないかと。そうやって売ることによってお金が入ってくるわけだから、それによって今度はそれが事業費に充てられていくと。だから、いわゆるこの鉄道高架のための事業費というのは、そうやって少しでも切り詰めていくというのですか、そういう工夫が必要になると思うのだけれども、果たしてこれだと初めからもう区画整理の範囲にもなっていないと。公園にするのではなくて、こういう状態でも民間に払い下げというか、そういうことが可能なのかどうなのか、その点をお伺いしておきます。 ○議長(佐野堯春議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(佐藤寛君) 県事業に採択された場合、富士宮市が発言権があるかどうかということでございますが、金のことからいけば、県と富士宮市は対等でございます。したがいまして、そういうことからいけば対等で物事言いますし、金が少なくてもそれ以上に主導権を富士宮市が握りたいと思っています。といいますのは、今までの調査、富士宮市がすべてやってきました。それを県がその気になったということでございます。当然富士宮市の考え方、そういうものについては県も十分理解していると、そういうふうに思っております。 それから、区画整理の場合云々というお話でございますが、今我々が考えているのは、最大の切り詰め方のできる事業手法としては区画整理でございます。それで、そういうことを今どのようなやり方でやっていこうかと、いわゆる先ほど申し上げました3点セットでございますね。どういうふうなやり方でやっていくかというのは、今からの問題でございます。したがいまして、いろいろの調査の段階で特別委員会がございました。その都度今どのような調査やっているということでいろいろ資料出しました関係上、いろいろの考え方が出ています。その都度いろんな考え方出してございます。まだそういうことの最終的なまとまりができておりません。そういう時点でまた皆さんにお示しできようかと思いますが、こんなことしては事務方としてちょっと言い方が悪いかもしれませんが、できるだけ資料を出したくないというのはそういうところに今まであったわけでございますが、私どもはそういうことしないで出していきます。 以上でございます。 ◆9番(佐野守茂議員) わかりました。よくわかりました。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) 国際交流費の関係でお聞きしておきます。 ここに富士宮市、紹興市の中学生の交流事業ということで予算をつけていただきました。紹興との姉妹都市提携が結ばれて、早速中学生の方まで国際交流事業やっていただくということで、大変積極的につけていただいたなということで感謝申し上げるわけであります。そこで、紹興市の中学生の交流事業の実施の時期、それから人数、それからそれら人員の人選方法、また相手へ行っての、紹興へ行っての交流事業の現時点どういうふうな交流事業を行おうとしておられるのか、その辺の内容について御説明をいただきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 秘書室長。 ◎秘書室長(渡辺紀久男君) 中学生の紹興市への派遣事業についての質問に対してお答えいたします。 この事業は第1回目の事業として、富士宮市内の中学生を紹興市の中学生と交流をさせて国際感覚を養うとか、向こうの文化、歴史、それからホームステイなどを含めまして一緒に生活をして、それを肌で感じ取るということを目的に計画いたしております。時期でございますが、もちろん予算が可決いただけば、10月の5日から11日の7日間を今のところ予定をしております。それから、人数でございますが、市内の中学生14名でございます。これは人選の方法でございますが、生徒数が600人以上の学校は2人ということで、一中、四中、根南中が2人ずつと、あとの中学校からは各1名ずつ。これは学校からの推薦をしていただくようにしたいと思っております。次に、事業でございますが、先ほど言いましたようにホームステイを1日させたいと思っております。中学校、紹興市内の中学校2校に対して訪問をすると、これも入れてございます。そして、向こうの学生との交歓会、これも入っております。あとは老人の記念館であるとか、周恩来元首相の生家であるとか博物館、それから日中友好桜公園を見学するとか、史跡等の見学をしていただくと、こんな予定でございます。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) 大変内容的にも盛り込まれた内容だというふうに考えます。教育長、こういう場合に今お話ですと、各学校に対して1名もしくは2名中学校の方から推薦いただくという内容なのですが、こういう場合は校長先生の独断と偏見で決まるというと大変あれなのですが、一定の例えばこういう子供、例えば外交官に将来なりたいとか、国際的な視野で活躍したいとか、そういうふうに思っている子供たちいると思うのです。そういう子供たちにぜひこういう事業に参加していただいて、それでいわゆる今後将来富士宮市出身の外交官が何人か世界的に活躍するというような人材の一つの内容になっていけばいいなというふうに考えるのですが、こういう人選の方法というのは、中学でもしこういう予算取れば各学校に要請があるわけですが、そういう人選の基準みたいなそういうのは校長会等で検討されるのでしょうか。 それから、これ事業担当といいますか、普通旅費で100万ほど追加があって、これはこの事業のための予算だと思うのですが、担当者何人ぐらい行かれるのですか。それで、だれが中心になって行くのでしょうか。もちろん事故があると困るわけでありますけれども、相手との折衝との問題もあろうかと思うのですが、実は2年ほど前に県の方の関係で、うちの息子なんかも中国へ行ったことがあるのですが、意外と中学生というのは、行けば向こうで言葉が通じなくても本当になごやかにやっているようなのです。なるべく自由にこういうものをどんどん実施させた方がいいやというふうに考えるのですけれども、問題は担当者の意識の問題だなというふうに思うのですが、だれが中心になって行かれるのかお聞きしておきたいと思います。 それから、ちょっと話別なのですが、いわゆるだんだん紹興の内容も3年目を迎えて、非常に市民の交流熱というのも高まってきたなというふうに考えるのですが、一般市民の段階での交流についての助成というか、そういうものについてのお考えはあるのかないのか、それだけお聞きをしておきたいと思います。 あともう一点だけすみません。最近、昨年もそうだったのですが、長江の水害が浙江省等で非常に問題になっていました。今年も大分被害があるというふうな話が報道されておりますけれども、紹興市の方はそういう心配はないのでしょうかどうでしょうか確認をさせていただきます。 ○議長(佐野堯春議員) 秘書室長。 ◎秘書室長(渡辺紀久男君) それでは、引率者、だれが中心かという質問だと思います。現在、そこの予算にも旅費として4人分を計上させていただいております。引率者のまだ確定はもちろんしてございませんが、できたら教育長を中心に引率者の、訪問団の団長になっていただきたいと、こんなふうに考えております。 それと市民への助成でございますが、これは別の事業ということでよろしいわけですね。市民訪問ということも本年度考えております。まだ時期も人数も確定してございませんが、それの助成ということは考えてございません。この友好協会の事務局としての雑費的な経費は事務局で持ちたいと、こう思っておりますが、市民が訪問するための旅費への助成ということは考えてございません。 それから、水害についてはまことに情報不足といいますか、私知りませんので、ちょっとお答えができません。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 教育長。 ◎教育長(藤井國利君) 中学生の人選についてどうかという御質問にお答えいたします。 14名と何分にも数が少ないものですから、一つはやはり国際交流を促進して、そして国際化の学習に校内でも地域としても大いにそういう勉強といいますか、意識を広め高めていきたいと。各学校にもそういう担当もおりますが、そういう一つの帰ってきたら校内で国際意識を高めるような役割がその子供たちにできるように、そういう期待をして人選をしてほしいというようなことで、学校長にその辺をお任せするという形でおります。ご意見のように、将来その子供が外交官とか国際舞台でという希望がある場合は、そういう夢をかなえるものにつなげていったらどうかということでございますが、そこまで中学生がまだはっきり決まっているわけでございませんので、やはり全体的に帰ってきたら、そういう国際理解を学校内で深めるあるいは資料を掲示する、話題を出すとかあるいはアメリカへ行った子供もそうですが、学校へ来てからいろんな場所で自分の感想を述べたり意見を言ったりということ、生かしている学校も多いわけですが、そういうふうな国際理解のための全権大使のような役割が果たせればいいなと。そうかといって希望者の中から、お金も自費でかなり出しますので、希望者をまず前提にして、そしてその中でそういう役割を持てそうな人を選んでいただくというように考えて、学校の推薦を得て決めていくと、そんなことを考えております。 以上です。 ○議長(佐野堯春議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、3款民生費について質疑を許します。御質疑ございませんか。9番。 ◆9番(佐野守茂議員) 民生費に関連してお伺いします。 総合福祉会館のバスの運行費の補助金が出ておりますが、この特に総合福祉会館に関連してお伺いをしておきます。総括質疑で2番議員が質問したことに関連するわけです。社会福祉協議会でホームヘルパーの皆さんが事業をやっているわけですけれども、福祉部長の答弁というのは、来年の4月から介護保険制度が始まるから、だからもうほかのいわゆる民間と全く同じだということで、いわゆる何というのですか、給与なんか減ってしまうけれども、これも民間と同じだから、特別に市として補助できるものでもないと、こういう趣旨の答弁があったと思うのです。そこで伺いたいのは、社会福祉協議会というのは一体どういう存在なのかということなのです。いわゆる社会福祉事業の中で福祉事務所があり、それでしかもその分身とも言える社会福祉協議会が設置されて、むしろ市のいわゆる身代わりになって仕事をやっているわけです。ですから、当然ホームヘルパーという職種と同時に、社会福祉協議会の職員であるという二つの面を持っているわけです。ですから、介護保険制度が始まったからこうだよというだけで切り捨てるわけにはいかないわけです。だから、少なくとも社会福祉協議会の職員であるというもう一面を考えなければならない。ですから、仮にホームヘルパーが市の職員としてやっていた場合に、今度いわゆる事業費用で来るということで、職員の給与を下げるわけにいかない。それと同じことなのだろうと私は思っているわけです。だから、少なくとも社会福祉協議会には当初予算でも二千何百万かの補助金が出ているわけです。だから、その社会福祉協議会の職員の給与も含めて維持する全体の総枠として、補助金をやっぱり考えていくということを私は必要ではないかというふうに思うのです。ですから、その観点に立って再度当局のお考えを伺いたいわけです。 ○議長(佐野堯春議員) 福祉部長。 ◎福祉部長兼福祉事務所長(前嶋範由君) お答えいたします。 今回の質問が介護保険に絡んでという御質問だったものですから、社会福祉協議会の中のいわゆる今回介護保険の事業として扱う場合の考え方、それを答弁させていただきました。社会福祉協議会は当然給与規定持っておりまして、職員の給与はございますので、その給与規定に基づいての給与は当然払っていくわけでございます。そういう意味で介護保険事業に対してヘルパーさんがその事業に参入した、その介護保険のためのヘルパーとして働いた場合の考え方というものをあのときに答弁させていただいたわけでございます。社会福祉協議会自体がそれに関連した事業が、今回在宅介護支援センターとそれからデイサービス、それからホームヘルパー、この3本が従前残っているわけでございますので、それについての考え方ということでございます。ただ、ヘルパーさんの給料自体については、社会福祉協議会の給与規定にございまして、それに基づいての給与というものは当然保証されているわけでございます。 以上です。 ○議長(佐野堯春議員) 2番。 ◆2番(若林志津子議員) 民生費の今福祉部長の御答弁についてお伺いしたいのですけれども、給与規定がある中でそれは保証されているということなのですけれども、そのことをやはりホームヘルパーさんが心配していると思うのです。昨日も私の方にお電話いただきまして、ホームヘルパーの待遇ということで質問したいのですけれどもということでお電話いただいたのです。その方がおっしゃるには、一般質問でホームヘルパーさんが11人あるというお答えの中で、現実に今7人体制でホームヘルパー事業についてはやっていて、デイサービスに3人、在宅支援の方に1人移った中で、今までやっていた11人の中を7人でやる中で、かなり仕事の中ではきつくなっているというお話だったのです。月に140時間のノルマという、特にどういうふうに言われているかということは、140時間と言われているよということだったのですけれども、それを平均に20日で割ると1日7時間ですね。そうすると、その方のおっしゃるには、午前中の3時間、午後2時間、2時間という形で自分たちは仕事をしていく中で、この富士宮というのは立地条件を考えると、南から北へ行くにもかなりの時間が要するわけですね。その移動時間も含まれてなくて、結局自分たちが12時45分ごろ戻ってきて、15分ぐらいでばっと御飯食べてまた1時に出かけていくというようなこともたびたびある。また、仕事も5時15分に帰ってきても、その一日の仕事の5件なり6件なり回ったお宅の日誌を書くわけです。そんなことをしていると、やはり6時ぐらいになってしまう場合もあるということなのです。 この方たちはそれでもなぜ続けられるかというのは、やはり自分が訪ねていくお宅が待っていてくれている。そこで信頼関係が生まれて、通帳まで預けてくれる、お金まで預けてくれるわけです。そういうふうに喜ばれる中で、自分もプロとしてやっていくのだという中で頑張っているわけです。自分が一生懸命働いて大変になって、自分の体まで心配しながらホームヘルパーをやらなくてはならないなんということはおかしいわけですから、やはりそこを今までどおりプロとしての意識を持ってやっていただくということの保証をぜひ私はしていただきたいということで、その待遇問題ということを取り上げたわけですから、介護保険の事業として見れば、そういうふうに単価も切り下げられるし後退していくわけですけれども、その部分での保証をやっていただきたいということをここでもう一度申し上げて、その辺のやはり福祉部長としてホームヘルパーさんの待遇ということまでも目を配っていただいた中で、介護保険導入へ移行していきたいというふうに思いますので、その辺をもう一度答弁お願いいたします。
    ○議長(佐野堯春議員) 福祉部長。 ◎福祉部長兼福祉事務所長(前嶋範由君) 社会福祉協議会自体が今回総合福祉会館へ入ったということ、新しい事業へ参入したというふうなことで、内部の体制も大きく変わりました。社会福祉協議会自体が7月から40人体制の職員体制になっているはずでございます。そういう中でございますので、今後ともいずれにいたしましても社会福祉協議会に対しての助成というものは、見ていかなければならないわけでございますので、社会福祉協議会ともいろんな面で協議はしていきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) 総合福祉会館のバスの運行事業の実施の内容について、御説明いただけますか。 ○議長(佐野堯春議員) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(石川俊秋君) それでは、総合福祉会館のバスの運営の補助金について御答弁申し上げます。 4月から福祉会館がオープンしまして、福祉会館に行くのにバスが必要だということで、4月から4本駅を出まして福祉会館まで行っております。時間が駅を9時、12時、それから午後の3時、4時の4本になります。バス会社の方と相談した結果、1日に片道10人以下の場合には補助してほしいということで、その額が2,500円であります。それで、週にいたしますと8回になりますから、4往復で2,500円の300日を計算しまして600万を補助するということでお願いいたしました。今の状況ですが、4月から6月までですが、少しずつ増えてきておりますが、広報紙等でもPRをしておりますが、若干私たちが思っていたよりは利用されておりませんから、今後も福祉会館を利用する方等には、私も時々行ってお話はしていますけれども、ぜひバスもありますから利用してほしいということで、今後も利用についてはPRしていきたいと思っております。 以上であります。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) まだ始まったばかりで、徹底されていないという面があろうかとも思うのです。ただ、600万という金額、月に直すと約50万ですよね。1カ月50万の運行事業費ということで、単純に考えてみると、では50万あって単独でバス持って、いろいろなところで要望あるところでどんどん出かけていって1日にやれば何往復もできるわけで、例えば村山だろうと粟倉だろうと白尾の方だろうと、要望のあるところをどんどん出かけていくという方法をとってもいいのではないかなという感じもするのです。それで、例えば天母の湯でバスが廃止になるという内容になると、要望あれば、ではそのバス若干利用させてもらってそちらの方も含めて、では福祉会館、次終わったら天母の湯回りますよというようなものを含めて運行できるのかなというふうに思うのですが、その辺の検討はどうなのでしょうか。 ○議長(佐野堯春議員) 福祉部長。 ◎福祉部長兼福祉事務所長(前嶋範由君) 現在、バスの関係につきましては、路線バスという形で今の体制を一つとっております。それから、現在福祉バスがマイクロバスございますので、これにつきましても老人クラブ等の要請に基づいて常時送り迎えができると。ある程度人数以上の方については利用いただくと、2本立てで現在対応しております。 ○議長(佐野堯春議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) この際、10分間休憩いたします。                                     午前10時33分休憩       ────────────────────────────────                                     午前10時43分開議 ○議長(佐野堯春議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 3款民生費について質疑を継続いたします。他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、4款衛生費について質疑を許します。御質疑ございませんか。13番。 ◆13番(古川日出男議員) 先ほどは失礼しました。 26ページ、火葬場費の中で工事請負費4,500万、聖苑火葬炉増設工事のまず内容、どのような形でやるか、先にそのことをお伺いいたします。 ○議長(佐野堯春議員) 生活環境課長。 ◎市民部参事生活環境課長(戸嶋光璋君) 聖苑の工事費について御説明申し上げます。 聖苑はもう建設以来16年経過いたしております。そんな中で大分炉の耐火レンガといいますか、そういうものの改修の必要性が迫られております。そんな中で、現在5基プラス小動物炉ということで実施いたしておるわけでありますけれども、最近の傾向といたしまして、ひつぎも大型のものが増えております。そんな中で市民課の受け付けの際に調整をいたして、なるべくかち合わないようなずらしをかけて現在火葬を行っているのが現状でございます。そんな中でそういう改修の必要があること、それからまたこの際大型炉は現在1基しかございません。そんなことで大型炉の必要性ということで、今回お願いいたすものでございます。そんなことで今回大型炉1基増設することによりまして、あとの残の4基を順次炉の中の耐火レンガを改修してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 13番。 ◆13番(古川日出男議員) 最近の聖苑の火葬場の使用状況を見ると、大変不幸なことに亡くなる方が多いというような状況の中で、あそこの炉の前が非常に混雑もしたりして、と同時に今回また一つ大型ひつぎ用の大型炉となるようなものを1基増設するということ。それはそれで、いわゆる需要と供給ではないですけれども、需要に対応していくということでは必要なことであろうかと思うわけなのですけれども、関連してお伺いしておきますけれども、そうした場合に今現在あそこが友引明けの日なんかは、大変非常に混雑をしているわけなので、控室あるいはそれからその前のエントランスのでこぼこも含めて、炉の前のところで二つ、三つと重なった場合に非常に混雑があると。と同時に、参列者も会葬者も非常に多いという格好の中でその整備が、混雑するので、市民の多くからも非常になぜこんな狭いのだと、こんなようなことも大変言われているようなことに対してどのように考えているかということをまず一つ。 もう一点、参会者が多くなって控室等々で出た、そこで食事をしたりなんかした後のいわゆるごみの処理のことについて、これもその地域ではカラスが非常に多いというような形で、それをついばむというような、そういった前のときもちょっとお伺いしたかと思うのですけれども、その辺についての施設のいわゆる管理という部分で、その2点についてお伺いいたします。 ○議長(佐野堯春議員) 生活環境課長。 ◎市民部参事生活環境課長(戸嶋光璋君) 今おっしゃられますとおり、炉の前が大分、エントラスといいますか、混雑いたしております。そんな中で何年か前に改築もし、休息所の方も広げたわけですけれども、現状についてはなるべく時間調整的なものでやらざるを得ないのかなというふうに思っております。そんなことで建設年次も相当数来ておるわけですけれども、現状においてはその辺の調整でいかざるを得ないのかなというふうに考えております。 それから、もう一点のごみ処理の管理ということでございます。26ページの一番下段、18節の備品購入費で21万上げさせていただいてあります。これは聖苑の会葬者に対するごみ箱を設置していこうというふうなことで、現状今やっておるですけれども、暫定的なボックスをいただいてきまして、今選別する中でいたしております。そんな中でカラスの問題、ネコの問題等ございまして、しっかりふたのできるものを今回の予算で2個お願いし、早急にまた設置してまいりたいというふうに思っております。 それから、収集は委託してあります収集業者に、その種別によりますけれども、その都度処理していただいているのが現状でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 13番。 ◆13番(古川日出男議員) 時間差で調整をしていくしかない混雑だという、非常に悲観すべきような答弁なのですけれども、こういう言い方どうかと思うのですけれども、これから時代的にはここの部分のいわゆる市民の需要というのは多くなるという見通しが立てられるけれども、少なくなるといって時間差だけで処理できるというような状況ではないだろうと思うわけなのです。それで、いわゆる本格的にということを含めて、この聖苑に対する考え方を大幅に考え直して、前を広げるだとかいわゆる控室のところをもっと広げるだとか、本格的な整備をし直すということはお考えにはならないなのかどうなのか。つけ焼き刃的な改装だけではなくて、本格的なことをして長期的見通しに立たないと、いつまでたっても市民の要望にここはこたえられないと、こういうふうに思うわけなのですけれども、ぜひそういった方針を早急に計画をしていただく中で取り組んでいただきたいと、こういうふうに思いますけれどもいかがですか。 ○議長(佐野堯春議員) 市民部長。 ◎市民部長(大塚輝君) 実質的に聖苑、先ほど課長の方から話ありましたように、16年建設してからたっているという時代的な問題もあると思います。当時においては、かなり会葬の問題、最近は一つの会葬においても50人とか60人とか、確かに会葬者が多くなったということも事実でございます。そういう中において、現在の中で対応していくのは、非常に会葬者に迷惑かかるということは事実でございますけれども、それらを含めてあそこをかなり改造していかなければ、今言ったようなスペースはとれないと思いますものですから、そういう中において検討はさせていただきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 13番。 ◆13番(古川日出男議員) これ4回目ですので、要望しておきます。 今部長の方から、検討をしていただきますという御答弁いただいて、いつもの例ですけれども、検討いたしますということは、私たちの考え方で取り方ですると、余り考えませんよというふうに取ります。それで、もう一歩お伺いしなければいけないのですけれども、いつごろまでに検討するなのか、どういう具体的にしていくなのかということを、やはりこの際明確に言えないのかもしれませんけれども、検討の発表する時期をいつごろまでなのか、その辺のことをもう一回伺うことを要望したいと思うと同時に、16年経過して全面的な改築ということは、当然何年ぐらいをめどにして考えていらっしゃるなのか、その辺のこともどのような考え方しているなのか、もう一点お伺いしたいですけれども、要望ですけれども、もし答弁していただけるならばお願いいたします。 ○議長(佐野堯春議員) 12番。 ◆12番(望月光雄議員) 関連してお伺いいたします。 16年ということですから、16年前の状況と今では随分変わっているだろうと思います。そういう中で検討するということですから、検討するからには、その結果がどうなったのかというその報告をしてもらえるかどうか。例えばいろいろな関係があって、起債の関係があってできないとか、あるいは全体の計画の中で予算枠が取れないということなのか、検討しただけでなくて、検討した結果を報告してもらえるかどうか、まずその辺をお伺いいたします。 ○議長(佐野堯春議員) 市長。 ◎市長(渡辺紀君) いつもよく言うのですけれども、聖苑の問題を議論するときは、やっぱり聖苑の問題が一番大事な議論になってくる。教育の問題のときには、今度は雨漏りを含めて施設の問題が一番重要な議論になる。道路は道路でまた重要な議論になるという中で、再三ここでも申し上げているように、そういう決められた予算のパイの中で優先順位をどうするかということをまず決めなければならない。その辺の判断をして優先順位に基づいてできるところから順次着工していく、いろいろ仕事をこなしていくというのが今の時代におけるところの考えなければならない一番大事なことだと。再三総括質問でも財政改革こそ市長のやらなければならない一番大事なことだということも言われておりますので、その辺も加味して、所管の部長、担当の課長等からすると、やりたいのはやまやまだけれども、財政的にどうも市長の裁定の方がいつ下るかわからないので、話が若干あいまいになっているのではなかろうかというところもありますので、その辺の御提案もあるということを含めて、今後優先順位の問題を含めていつごろどうするかの問題は、なるべく早く検討したいと思っています。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) すみません。墓園の設計委託料の関係で1,200万ついています。これ用地測量の関係と設計の関係ですが、委託先はどこになるのか、設計の関係、終了は設計できるのはいつごろに終わるのかお聞きをしておきたいと思います。それで、市民の皆さん今墓園がなくて、非常に待っていただいているという状況なのです。なるべく早くこの設計を終わらせて、墓園をつくっていただきたいというふうに考えるわけですが、募集についていつごろから開始されるのか、めどを早目にというふうに思うのですが、その辺のいつごろを考えていらっしゃるのかお聞きをしておきたいと思います。 それであと、場所的には非常に整地された場所ですので、早急に簡単にできると思うのですが、あと問題は何基ぐらいをつくるのかということで募集の関係も変わってくると思うのですが、市民の皆さんの需要がどの程度あるのかと、そういう調査についてはどうされておられるのかお聞きをしておきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 生活環境課長。 ◎市民部参事生活環境課長(戸嶋光璋君) 委託料の関係でございますけれども、墓園の設計等委託料ということで計上させていただいてございます。このうちの100万円が縦横断の測量業務でございます。それから、あとが実施設計、1,000基分の実施設計でございます。これは先般うちのところに技術屋おりませんものですから、依頼工事ということで依頼をいたしてございます。目標といたしましては、年度内にはまず測量設計を済み、実施設計を済ませていきたいというふうに考えております。 それから、募集の時期ですけれども、先般一般質問等でお答えいたしたと思いますけれども、12年度には工事へ入っていきたいと。その中で早い時期に皆さんに公募を募っていきたいというふうに考えております。 それから、市民の需要調査といいますか、意識調査をやられたかと、こういうことでございますけれども、これについてはお寺さんの統括しておる岩本の住職さんのところへお伺いいたしまして、その辺の聞き取り調査ということはいたしておりますけれども、市民を対象にしましたアンケートは実施いたしておりません。それで、現状ですと振興公社の方、またうちの方には照会といいますか、そういうものは10件程度見えておるというのが現状でございます。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) 直接市民の方からの要望が少ないということなのですが、実際にはやはりかなりお墓が欲しいという需要というのはあると思うのです。その募集開始の時期を早めて、実際もうつくられるわけでありますので、そういう内容をある程度公表して市民の皆さんの希望をお聞きすると。事前に予約を早目にとっておくということが必要ではないかなというふうに思うのですが、これ募集というか、予約の内定を早目にするというお考えはないのでしょうかどうでしょうか。 ○議長(佐野堯春議員) 生活環境課長。 ◎市民部参事生活環境課長(戸嶋光璋君) 実施設計ができ12年度に工事発注になった時点で早い時期に、基本的なものが決まって、単価的なものもまだこれからの、永代供養料と、それから墓石の規格等まだ今検討段階でございます。そんなことでそれらが方向が出て、また工事の方もある程度進捗を見る中で、また早い時期にそんなことでPRしてまいりたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(佐野堯春議員) 9番。 ◆9番(佐野守茂議員) すみません。聖苑の管理の問題で関連してお伺いしておきます。 以前にもどなたか議員から、聖苑の特に池の掃除をちゃんとやるべきだというふうな意見があったと思うのですが、この聖苑の管理、掃除どうなっているのか。最近も聖苑の池が汚れているではないかとか、あるいは火葬炉の裏に行ったときに、電話を借りてかけようと思ったら、ほこりだらけでさわるのもはばかったというようなそんなお話もございましたので、そうした管理についてどうなさっているのかお伺いしておきます。 ○議長(佐野堯春議員) 生活環境課長。 ◎市民部参事生活環境課長(戸嶋光璋君) すみませんです。聖苑の管理の問題でございますけれども、一般的な休息室ですか、それから全体の施設的には管理会社に頼んで掃除をいたしております。あとの今お話のありました池とか、それから機械室といいますか、その辺のものが何かそんな状況があったということでございます。それも職員において実施いたしております。それから、進入路等の草刈り等も年に季節の折といいますか、そんな形では直行といいますか、職員の、あとたまたま友引の日とか、そういうときの時間帯を利用してやっているのが現状でございます。今御指摘のありました点について、自分の目で見て、またよく管理をしてまいりたいというふうに思います。 よろしくお願いします。 ○議長(佐野堯春議員) 18番。 ◆18番(朝日昇議員) 今関連ですけれども、先ほど13番議員からもこの火葬場の入り口等のでこぼこの件がございましたが、今言いましたように池の隣にコンクリートが上がってしまって、非常に危ないという状況でありますが、これは直すようになっているのかどうか、この辺お伺いします。 ○議長(佐野堯春議員) 生活環境課長。 ◎市民部参事生活環境課長(戸嶋光璋君) ただいまの御質問は、26ページの需用費、修繕料200万の中で、火葬場へ入るアプローチのところのインターロッキングが凍結によって浮いております。その辺の張りかえ、それから今御指摘のありました駐車場ロータリーのその辺のタイル補修といいますか、それと駐車場においても水たまりの部分、それから白線も薄くなっております。そんなことでそれらを含めてこの際改修いたそうと思っております。 ○議長(佐野堯春議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、6款農林水産業費について質疑を許します。御質疑ございませんか。9番。 ◆9番(佐野守茂議員) 27ページの畜産振興費の補助金、環境保全型畜産確立対策事業に関連してお伺いします。 新農業基本法が今度成立して、このいわゆるふん尿対策というものをちゃんとやらなければならないと。それで、資料としていただいた総合計画の第3年次執行状況、この3ページ、共同ふん尿処理施設というのは、平成17年度の目標というのは10カ所というふうに、こうなっているわけですね。そうすると、今度のこの法律が制定されて来年の4月から執行になっていくと、このふん尿対策というのは抜本的に強力に進めていかなければならないと。そうすると、早急に、この10カ所では当然足らないと思うのです。この見直しというのは一体いつ進めて、そして市としての新たな整備目標というのはいつまでに確立する予定なのか、その辺の御見解をお伺いしておきます。 ○議長(佐野堯春議員) 農政畜産課長。 ◎農政畜産課長(望月三千夫君) それでは、お答えいたします。 3年次の10年度の執行状況の関係でございまして、平成10年度末の環境対策のふん尿処理場の設置の数でございますけれども、平成10年度末には4カ所終わりました。それから、今回の国会の関係で農業基本法が通りまして、家畜のふん尿の処理に関する法律につきましては、今参議院の方で審議しているということで聞いております。一応予定では、来年の4月1日から法律施行ということを聞いているわけでございますけれども、その中で国の方で基本的なものを各県に提示しまして、県の方ではいわゆるそれの基本的なものをつくって、あとの施設関係の設置基準等につきまして県の方でつくるわけでございまして、一応5カ年間の猶予があることを今伺っております。その中で最終的には、この間9番議員さんの一般質問でもお答えしましたように、やはり開拓地域につきましては共同的ないわゆる処理センターをつくっていかなければならないということで、当然国・県の補助金に絡みまして、市の方も応分の負担をしていかざるを得ないということを考えているわけでございまして、市としましても、今個人でやっていますふん尿処理のつくっている農家の方もいますけれども、まだまだアンケート等調査しますと八十何%の方がつくっていられるわけでございまして、今後当面の対応としましては、野積みまたは素掘りをしないということで、そのためには野積みした場合についてはビニールシート等かけたり、または簡単な堆肥舎をつくって当面は対応することを指導していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(佐野堯春議員) 経済部長。 ◎経済部長(佐野洪二君) 新しい食料・農業・農村基本法案、これにつきましては、法律につきましては7月12日に一応閣議決定というふうな、国会で可決されまして成立されました。そのほかに家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律等もおっつけまた可決するのではないかと。そういう中でいろんな今回のこの法律には、地域の環境整備、国土の保全と、新しいそういう観点からの項目も法律の中に入ってございまして、富士宮市としてもこれらを受けて国の計画、県の計画、市の計画、もちろんこれ見直しをしていくことになるかと思います。そういう中でいろんな細かくは金融上のいろんな支援策の問題とかそういうものも、税制上の控除の問題とか、こういうことも若干入っているようでございますので、よくこれ見きわめまして、今後市としてどう対応していくかということについては、早急に検討していかなければならない問題だと思っていますので、全体を含めてまた早急に検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(佐野堯春議員) 23番。 ◆23番(遠藤正議員) 農地保全整備事業についてお伺いをいたします。 この事業は、補助率も高いし非常に市の方でも積極的に取り組んでくださっておるわけでありますが、この事業、これは県営ですから、この事業と市の対応について伺っておきたいわけですが。調整区域内の道路、排水、農地保全、これらについて、この事業を進めることによって非常に整備を進めることができると。市長も市道の整備については、重点的にこれを進めていくといった考え方をお考えになっておられるわけでありますが、県の事業として幅員4メートルを予定をしていると。そういったところ、幹線道路については市道整備として、さらにこれに1メートルなり2メートルなりを同時に施工していくと。これをやっていくことによって、今後非常に道路の整備が進められるのではないかなと、かように考えますが、これについての考え方、これをひとつお伺いをしておきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 林政土地改良課長。 ◎経済部参事兼林政土地改良課長(若林英雄君) お答えを申し上げます。 今、議員さんがおっしゃられている事業は、県営の農地保全事業の村山地区であると思いますけれども、これをこの関係につきましては、地元からもいろいろお話がございまして、県の方へも話をしております。まだ県の方との調整がやっている最中でございますので、具体的にはどうするというようなことがまだ決まってきておりません。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 23番。 ◆23番(遠藤正議員) 市長からも今会議でもってお話がありましたが、去年の4月に都市計画法の一部改正がされ、なかなかしかしそれによっていろんな面での土地利用、そういったもの、県の動きがなかなか思うようにいかないというようなことで、市独自の考えで進めることができないと、こんな状況であるというようなことを答弁の中で聞いておるわけでありますが、市長から今度は大々的に調整区域の見直しをしていかなければならないと、こういった計画が持たれている。全くそのとおりだと思うわけであります。私なども中央のそういった動きを事前に察知をして、これからの富士宮市のまちづくりにこれを生かしていかなければならないのではないかなと考えているわけであります。そういったときに、一般的に共存地域というのでしょうか、人家集落の密集している地域、そういったところは今後相当住宅建設も進めていくことができるようになるのではないかと、こんなぐあいに期待しているわけでありますが、そういった場合にも、現在の今言った林政土地改良課長さんのお話のこの事業をしっかりと進めておくと、二重投資にならなくて事前にそのことができ上がっていると、こういうことでありますので、そういった面で先取りをどうしてもしていただきたいのだと、かように考えているわけですが、この点について市長のお考えを伺っておきたいと、かように考えております。 ○議長(佐野堯春議員) 市長。 ◎市長(渡辺紀君) 今見直しがされ始めているという都市計画法の改正の行方の問題等につきましては、またゆっくりそれらについての検討をして、いずれ改めて御報告する機会もあろうかと思いますけれども、基本的には今話がございますような調整区域におけるところの家屋の連檐地域、これらのものについての整備の緩和を少しは緩めていくというようなことがうたわれるやに考えているところです。 今御質問の趣旨は、農地保全で現在やっている面的な整備をやっていると。その中でもって線的に農地保全でやっている中でもって、農道をつくっていくと。その農道自身が農道の基準でもって、少し市道の基準等から見ると狭いので、できればもう1メートルでも2メートルでも出して、市道らしいものにしてつくっていけば、二重投資にはならないのではないだろうか。その努力を県に対しても市自らやれよ、こういう趣旨の御質問だろうというふうに伺っておりました。そんな意味で、今県とも折衝しておりますけれども、いわゆる農地保全でやっているところの国の補助基準の問題と、それプラスアルファとしてのものというのが、補助対象基準というのがありますので、その辺のクリアの問題とかが県自身ができるかできないか、その詰めを今しているようでございますので、もう少しその辺の返事もみたい。場合によって、どうしても地元からの陳情は、市がつけ増しをしても、その部分だけ後でもって使えるような広い道にしてもらいたいということのようでございますので、それらも念頭に入れながら、国の補助対象事業との絡み、県の事業方針との絡み、それらについての話し合いをもう少し詰めてみたいというふうに思っています。 ○議長(佐野堯春議員) 23番。 ◆23番(遠藤正議員) 大事なことなものですから、もう一度お願いをしておきたいと思いますが、来年の4月には大々的に都市計画法の一部改正があると。一部でなくて改正があると、このような見込みが立てられているわけであります。そういうことでありますから、そして市長も言っているように住宅建設が非常に有効な経済浮揚の手段であると、活性化の手段であると。もちろん市勢の発展は、人口が減少するようなのではだめなわけでありますから、企業も誘致する、人も住む、こういう状態にしておかなければならないわけでありますから、そういった点からもそういった方策を強力に進めていただくようにお願いをしておきたいと思います。 以上です。 ○議長(佐野堯春議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、8款土木費について質疑を許します。御質疑ございませんか。2番。 ◆2番(若林志津子議員) 土木費のところの2番の道路橋梁費の中で道路維持費のところで国・県支出金というのが1,500万ですか、これのどの事業に対してかというのをお聞きしたいのと、また関連しましてこちらの緑の方の資料見させていただきましたら、道路にいろいろ道路名があったり何号線とかと書いてあるわけですけれども、それを先輩議員に聞きましたら、道路台帳というものがあって、全部道路に指定があるよということなのですけれども、その道路台帳というものがもしあるならば、新人議員にもぜひいただきたいと思うものですから、その2点よろしくお願いします。 ○議長(佐野堯春議員) 建設部長。 ◎建設部長(塩川明君) 私の方から道路台帳の関係ちょっとお話しさせていただきます。 かなりの資料になります。図面からあわせますと相当な資料になりまして、道路台帳そのものも相当大きな簿冊になっておりますので、一度ごらんいただいた上でまた少し考えさせていただきたいと思います。本数的に、一般市道だけでも1級市道が79本、2級市道も79本、その他市道になりますと相当の数ございますので、そういう面からすると、その資料そのものが相当膨大な資料になりますので、経費的な面も含めて一度ごらんになってから相談をさせていただきたいと思います。 その他の件については、道路課長から説明させます。 ○議長(佐野堯春議員) 道路課長。 ◎道路課長(有賀文彦君) すみません。おくれまして。1,500万円、県の支出金でございまして、地震対策の事業に対する補助金でございます。2分の1の補助で事業費は3,000万ということでございます。 以上です。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) 34ページの住宅管理費の市営住宅の営繕工事費の関係でお聞きしておきたいと思います。 実は先日も総括質疑の中でこの市営住宅の営繕工事の関係お聞きしたのですが、どうも質問と答弁が絡み合っておりませんでしたので、ここで再質問させていただきたいと思います。私、先日総括質疑でお願いした件は、いわゆる景気が低迷しまして、非常にお年寄りの皆さんとか障害者の皆さんとか、そういう方が非常に最近仕事がなくなった。そういう状況の中で市営住宅へ入居したい、そういう要望が非常に多くなってきていますということから、ぜひ市営住宅で今空き部屋が特に万野とか粟倉とかありますので、そういうところへぜひ営繕工事を早急にやっていただいて入居を早急にお願いしたいと、こういう趣旨の質問させていただいたのですが、どうも部長の答弁は、何か月ノ輪とか白尾で高齢者等の対象の住宅をつくっていきますという趣旨の答弁だったと思うのですが、私がお願いしたいのは、今市営住宅で現にあいている部屋が非常に多い住宅があるわけです。そういうのを早急に修繕をしていただいて、ぜひそういう皆さんの要望にこたえていただきたいというふうに考えているわけでありますけれども、再度ここでお聞きしたいのですが、市営住宅で現在空き部屋は何戸ぐらいあるのか。それから、今回の営繕工事費640万追加で、合わせて約1,000万ぐらいになろうかと思うのですが、それでこの空き部屋の営繕工事が完了できるのかどうなのか、この点についてお聞きをしておきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(望月克己君) ただいまの質問に御答弁させていただきます。 総括質疑の答弁で部長が説明したのでは、修繕を具体的になかったではないかという話でございますけれども、私の方としては現在市営住宅の804戸管理しておる中で、空き家は抜きにしまして、現在入居可能といいましょうか、ただ修繕が必要なものでございますけれども、それが粟倉で25戸、それから万野で14戸あるということを部長も答弁してございます。その中で万野は御承知のように昭和40年前でしょうか、建てたということで、非常に老朽化しておりまして、また長く住んでいた方が出ると非常に傷みがひどくて、この修繕見積もりを取りますと100万前後かかります。そうした中で、すぐ全部修繕して入れるということになりますと、非常に財政的にも大変だという中で、計画的に私の方もできるだけ取り組んでいるということでございます。また、粟倉住宅におきましても25戸あります。これについても長く住んでいた方が出てきますと、非常に台所とかあるいは水を使うところ、見たとおり鉄筋の建物というのは日本の風土から言うと非常に湿気というのでしょうか、そういうことから結露、非常にちょっとあいて部屋が閉じたままになりますと、非常にかびが生えるとか、非常に建物の傷みが多いわけです。これらについてもリフレするにも相当金がかかります。修繕料、そうした中で今回私の方も前回600万当初でいただきまして、それでそれを計画的に修繕しておりまして、今回もこの需用費の中の修繕料500万が、これが一般的なリフレの内容でございます。 そして、15節の工事請負費の方の640万、これにつきましてはこの関連でちょっとひばりが丘の移転の費用の方もありますけれども、この移転に伴う修繕もこの中でやっていきたいということでございますから、ここで両方合わせますと1,140万の修繕で対応していきたいと、当面そのようなことでやっていきたいと。できるだけ皆さんの入居したい方については、いろいろ希望聞いたり何かしている中でございますが、ただ入居の希望申し込みの中で見ますと、粟倉の場合に5階建てでございまして、5階の方が入居あいていますからどうぞといっても、お年寄りだと5階まで歩いていくにはとても不可能だと。そうすると、どうしても1階が欲しいだと。ところが、1階はなかなかあいてないと、こういうので非常に待ちが多いわけでございます。今私たちとしても、そういう実際に入りたい人の希望をできるだけかなえてやりたいわけですけれども、その実情を聞いた中でまた私ども修繕費のそういう状況等を見た中で今対応しているというのが現状でございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) 1戸修繕するのに平均約100万円近くかかるということですけれども、そうすると今年度約1,000万ぐらいということですから、そうすると約10戸ぐらいが修繕可能ということになるのでしょうか。今の説明ですと、約40戸ぐらいがあいているということなのですが、もうちょっと予算増やしていただいて、できれば空き部屋全戸可能だというふうに早急にやっていただけないのかなというふうに思うのですがどうなのですか、財政的な問題もあろうかと思うのですが。今こういう経済状況の中で、非常に仕事がなくなったという話がたくさんあるわけです。民間に入っている方も極端に難しいというお話もあるわけでありまして、そのために市営住宅というのはつくっていただいていますから、確かに予算的には非常に厳しい部分もあろうかと思うのですが、ぜひそういう実情を勘案しまして、市営住宅の修繕料だけで足りるわけでありませんで、ぜひ空き家全戸を、40戸分を早急に予算をつけていただくというふうなことができないのかどうなのかお聞きをしておきたいと思います。 それから、今の課長の答弁ですと、ひばりが丘の移転のため必要だという説明もありましたけれども、ひばりが丘取り壊しは聞いておりましたけれども、いつから取り壊しに入るのですか。よく市営住宅等であの住宅を壊す、例えば白尾もそうでしたけれども、そこを壊すために、その人たちを移転させるためにあかしておくのだということなのですが、例えばひばりが丘を取り壊しのためにどこかへ移転していただくという場合には、民間等をお借りして、そちらの方を入っていただくというような方法もいいのではないでしょうか。今現に困っている人たちが、市民の間でも何人かそういう声があるわけでありますので、そういう人たちに今あるところを修繕して入っていただく。また、ひばりが丘みたいなああいう移転が必要だという部分については、別途民間なんかあいているわけですから、そういうところをお願いするという方向でいったらどうかというふうに考えるのですが、その辺の検討はどうなのでしょうか、お考えをお聞きしておきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(望月克己君) ひばりが丘の移転に伴うことに対応でございますが、私たちは民間の方へも誘導することもいいわけですが、あそこの入居している方たちは非常に低家賃の何というのですか、所得の非常に少ない非常に厳しい家庭事情の方が多いわけです。それで、民間の方へと3万、4万とかという家賃へ一気に行くというのは、非常に難しいというのが入っている方たちの希望でございます。民間の市営住宅の借り上げということがあるということですけれども、これはこれから建てるものが公営住宅の建設基準にのっとって、それについて市が借り上げるということはできますけれども、現状の賃貸住宅を借りて市営住宅とすることはできません。これは家賃の補助もできません。そうすると、これは国庫の補助はできませんから、市で全部持ち出すということになりますけれども、今私たち考えているのは白尾住宅、そのためにD棟とF棟を建てまして、それについて富士見ケ丘、それから月ノ輪、仮入居しています。この方たち先日説明会、いろいろと御相談しましたところ、全員が白尾住宅へ戻っていただけると。そうすると、そのあいたところへとひばりが丘の方たちが近いものですから、富士見ケ丘へ希望していますから、これをこの近日中にも説明会をしてそういうふうにして希望かなうところへと、その家賃とのあるいは部屋の広さ、それから近い住宅かどうかと、そういうことの希望を全部当たりまして、それぞれの希望のところへと移転してもらって、それであそこの見たとおり木造の昭和30年につくって、非常に危険な状態あるいは火災が非常に危ぶまれるというのですか、そんな状況ですから、できるだけ早くそういうものについて対応していきたいと。 それから、白尾住宅はこの前も答弁したと思いますけれども、12年度で国庫補助の期限が事業期間が切れますものですから、この延長をしなければならないために公共賃貸住宅再生マスタープランを策定します。そうしますと、これにあわせてひばりが丘の廃止の問題も手続も含めて県・国へ申請していくと、こういう格好で今進めておりますので、今回の移転は11、12年度でやっていきたいと、こんなふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(佐藤寛君) 今あいている約40戸ぐらいですか、それで今年度10戸ぐらいやる。あと残りをすべてどうかということでございますが、非常にこんなこと言ってはあれなのですが、勘定してみると合わないというのが事実でございます。現在、はっきり申します。これが政策的にどうのこうのというよりも、少なくとも損か得かという面から言わせていただきます。1戸当たり大体5,000円ぐらい、月5,000円ぐらいでございます。年間6万円、それに対して100万かけて入れてどうかと。その間にはありましょうし、そういうことから考えますとなかなか一気にというのは、当然望んでいる人がいますからやりたいわけなのですが、先ほども計画的にやっていきますというふうなことで40戸のうち10戸と、本年度は、そういうふうな形でということをぜひ御理解願いたいと思います。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) いわゆる現に困っている人たちが市営住宅に入りたい。でも、あいているにもかかわらず入れない。それはなぜかといえば、修繕料がつかないから修繕ができませんよ、そういうことが市民の間でも問題になっているわけです。そういうのを、それはペイできるかできないかという問題以前の問題で、市の姿勢として政策的に本当に市長それでいいのですかということなのです。そういうのをいわゆるあいているにもかかわらず、修繕料がつかないから入れないのですよということだけで、本当に市のそういう姿勢でいいのですか、政策的な問題としてお聞きしたいわけです。 ○議長(佐野堯春議員) 市長。 ◎市長(渡辺紀君) 空き家という言葉で表現はされていますけれども、私もよく現地調べてありませんけれども、よく聞いてみると、中には廃屋に近いようなものもあるようでございます。それで、今都市整備部長の方の話で若干誤解があるといけませんから、補足をさせていただきますと、仮に100万かけても、耐用年数がまたそこでもって20年、30年出てくるというのならそれでいいのです。ただ、そこでもって仮に今100万かけて補修しても、せいぜいもっても4年か5年だというようなことになると、まさにその辺で今度は4年か5年のために100万かけることの是非、それで1人のために100万かけることの是非、1年か2年のために100万かけることの是非、これはこれでもってやっぱり今間尺に合う合わないという表現ありますけれども、そうではなくて市の財政の有効な使い方という面から考えてみてもどうだろうかというふうに考えております。できるものについては、なるべく整備をして受け入れるように努力をしよう。しかし、大変金のかかるものについては、その辺の耐用年数、今後の残存年数等の問題も考えながら効率的にやっていこうということでございます。再三にわたる御指摘でもございますので、もう一度その辺をしっかりと実態調査をして、それぞれコスト意識でして市政の経営もするというような御提言もございますので、その辺も含めて考えていきたいと思っております。入る方にしてみれば、なるべく安くいいところへ、しかも便利なところへというような御希望もあるわけでございますけれども、なるべくその辺が御非難を受けないような形でもって対応していきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 1番。 ◆1番(佐野清明議員) 2点お伺いいたします。 まず1点目、31ページの道路維持費の市道補修工事費の追加についてでありますけれども、いわゆる機動班が廃止されるときにこの議場でもいろんな、私だけではなくて議員の方から、委託するについてサービスが後退してはいかんだというような意見が出て、答弁の中でもサービスを後退させませんと、こういうことであったものですから、それなりには見させていただいたわけなのですが、私の知る範囲ではサービスの後退はないのかなと、こういうふうに思っているわけです。そういう意味では安心しているわけですが、それに関連して住民の中に例えば道路に穴があいたものについて、補修をしてほしいということを直接市にお願いしていいですかという方がいらっしゃるのです。もちろん数的には多いとは申しませんけれども、やっぱり議員に頼まないとだめなのかなという、こういう方がいらっしゃるのです。そういう意味で含めて、あわせて、毎議会ごとに事故の報告がありますね。あの中には穴ぼこに落っこってけがしたとか、車がいかれたとかパンクしたとか、そういう故障もあるわけですから、そんなことも防ぐことも含めていわゆる市民が道路パトロール隊だと。市民の方が知らせてくださることによって、事故も少なくなるし早く対応できるという、そういう観点に立って今何というのでしょうか、住民の皆さんにお願いしているかどうか。もしされていないとなれば、区長会か何か通じて穴があいていたら、またどこかグレーチングがめくれていたら、すぐ連絡してくださいと、こういうふうなことをやっぱりお願いすることが必要かなというふうに思っているわけですが、その点に関していかがなものかなということが1点目です。 それから、33ページの街路事業費についてでありますけれども、これは総括質疑の中で今年施政方針の中で4路線街路を中心的にやっていくだと。こういう中でその街路が完成するについて問題点はどこか、その対応の方法はどうかと、こういう質疑をしたわけなのですが、答弁としては現状は必要箇所はつかんでいないし、方針は持ってないだと。今後開通というか、できてから、交通動態の変化を見ながら対応していくと、こういう答弁だったわけですけれども、私は全くおかしいと思うのです。交通状況が悪いからこの街路を整備して交通の支障にならないようにと、渋滞にならないようにと、安全対策をとっていくようにと、こういうことで整備するというふうに思うわけです。そういう意味では問題点を把握してなくて、4路線を集中的に整備するという方針が出てこないのではないかと思うのです。それが証拠に、一つ田中阿幸地線が開通することによって、今まさに渋滞しているところもっと悪くなると。その交通箇所も私は駅南の部分では指摘をさせてもらっているわけです。それをつかまないでして、なぜこれを改修計画が出てくるのか、ここが私は不思議でしようがないわけですが、もう一遍その点の考え方をお願いしたいと思います。 それから、これは質問というか、2番議員の関係で私先輩議員として大変恥ずかしいですが、道路台帳と言って変なこと教えてしまったのですが、路線網図ですね、各議員に配られています図面です。あれをいただかないと路線名がわからないと、こういうことなものですから、大変私からも謝りながらお願いしたいなというふうに思います。 ○議長(佐野堯春議員) 建設部長。 ◎建設部長(塩川明君) 一番最後の路線網図につきましては、以前にも議員さんにお配りさせていただいてありますので、新しい議員さんにもお配りすることで手配いたしています。 それから、道路維持の関係で市民の方は議員さんにお願いしなければということはございませんで、どういう意味でそういう形になったのかなと私考えますけれども、市民の方が十分私どもに直接お電話いただいても結構でございますし、私どもも常日ごろからパトロールはさせていただいています。また、職員の方にも気がついたところについては道路課へと話をしてくださいと、こういう形でお願いをさせてもらってございます。ですから、いつ何時でも結構ですので、気がついたときについては道路課へお願いしたいと思います。また、その辺が徹底されていないということでしたら、また区長会を通じてお話をさせていただきたいと、このように考えております。 そのほかについては、街路課の方ですね。 ○議長(佐野堯春議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(佐藤寛君) 新路線4路線ができた場合に、その交通動態がどうなるかと、このようなことに即してというようなことでございますが、当然新しい道路ができますれば、それなりの交通動態は変わるのではないか、変わろうかと思います。当面新しい道路つくる際に対しては、それにクロスする道路、そういうもの等については右折車ですね、また安全施設、そういうものは公安委員会と協議しながらやっております。 それから、それをつくったことによって発生する交通量ということではなかろうかと思います。新たに発生するような道路交通形態が変わろうかということだろうと思いますが、ひとつ今回阿幸地青見線を一つ例に取りますと、あれとあと富丘バイパスでございますか、こういうものが計画されていると。そういうことになりますと、今までの上野から富丘バイパス通っての動き方、こういうものについては相当変わってこようかと思います。そういうことからこの前の一般質問の中でも質問がありましたように、青木坂のルートはどうだと、そうしたり延伸してどうだというふうなこと考えられます。私どもそういうことは予想しておるわけなのですが、当面そういうことは予想していながらも、動き方を見きわめるという一つの考え方もございます。といいますのは、私駅前広場の仕事をやったときに、いわゆる交通量と混雑度、それによる混雑度、そういうものどうかということで、数字的にはかなりの渋滞ができるだろうという予想がありました。ところが、現実どうかといいますと、やっぱりドライバーはある程度楽なときにはそれは入る。それで、ちょっと込み始めると逃げると。逃げるという言い方はあれなのですが、それなりに迂回すると、そういうふうな区域がございまして、それなりの一つの動き方ができてそれに対応できるではないかなと思っております。 また、あと一つはこの役所の東側にあります道路、東新町田中線でございますか、このときについても相当県道が込むのではないかというふうなことがありましたが、それはそれなりに対応できて、予想はしていたけれども予想ほどでもなく動いたと、そういうふうなことがございます。したがいまして、この前の答弁のときにもそんな見越してもいいではないかというふうな答弁したと思います。そんなことでいろいろ予想されるところはございますが、とりあえずにしろそのルートあけるということで4路線対応していきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 1番。 ◆1番(佐野清明議員) 道路の穴については、私の地域について言えば、最近は私のところになかなか言ってくださらないので、というよりも直接市にお願いすれば、すぐ対応してくれるよというふうに言っていますので、対応してもらっていると、こういうことですから、部分的にいいのですけれども、今部長の答弁あったように本当に市民の皆さんがパトロール隊だというような感覚で、やっぱり区長会通じてそういうことを全市域でやっぱりやってもらいたいなと思うのです。中にはまだまだ実際そう思っている方いらっしゃるのです。本当にびっくりしてしまうのですが、それお願いしておきたいと思います。 それから、街路については、例えばでは田中阿幸地線があいたらもう既に心配されるのは、旧大月線、あそこで交通量当然増えるわけです。それで、消防署が移るけれども、右折レーンを設けてどこまで一体全体たまるのかと。今ゼブラを設けて、今でさえすごいたまっているわけです。今度もっと消防署の範囲も広くなるでしょう。そういうところでたまっている、その問題だって出てくるわけです。そういう予想がつくわけです。もう一つは、今ある交差点が富士へ向かっていく右折レーンが設けてあって曲がっていくのですけれども、その道路もそのまま使えますけれども、今度先へ行って田中阿幸地線のところで変則の交差点になって時間かかると見れば、今度新たな陸橋超えて出てきたところへ行って、そこを右折していくという格好に出るわけです。そうすると、そこでまた右折レーンが行ってつくらなければいけない。その消防署おりてきたところと今の交差点の距離の問題だとかと、いろいろやっぱり考えていると思うのです。だから、私は考えていないということではないと思うのです。考えているけれども、それ言わないということだけの話で、当然方針持って困るところあるというふうに考えているのです、プロですから。そういうことをやっぱり事前にやっていかなければいけないと思うのです。 田中青見だっても9番議員の質問でありましたけれども、当然右折車線をつくるのだから、右折する信号をつけるというのは当然ではないですか。それがいまだについていないわけです。だから、そういうことも当初から考えてやっていくという、先手、先手を打っていくというそういうことが必要だと思うのです。そうでなければ何も意味がない。何もというとちょっと言い過ぎかもしれませんが、意味が薄れてくると、こういうことだと思いますので、そういう意味で方針持ってやっていただきたい、こういう意味ですので、私の要求していることも誤解のないように理解していただきたいと、こういうふうに思いますがいかがでしょうか。 ○議長(佐野堯春議員) 9番。 ◆9番(佐野守茂議員) すみません。田中阿幸地線のことでお伺いしておきます。 田中阿幸地線の改良工事費が大体7億3,000万ぐらい今度は補正で組まれたわけですけれども、田中阿幸地線のいわゆる事業費は、予算計上としてはこれで終わりになるのか、これで要するに完成するまでの費用なのかどうかということを確認したいことと。 それから、私入札問題で聞いて、あと四つの工事があるよと、こういうことでございましたが、実際その四つの工事の中身とその金額はどの程度になるのか、おおむねお伺いしておきます。 ○議長(佐野堯春議員) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(鈴木秀雄君) 田中阿幸地線の今の組まれている予算で、今のところ完成する見込みでございます。なお、若干まだ後の補正で補正をお願いすることもあるかもしれません。 それから、事業費まではちょっとまだわかっておらないですけれども、工事の田中阿幸地については、この間の総括質疑なんかでも出ていますように上部工事の跨線部から南側の延長108メートルの上部工事が1件、それから県道から南へ陸橋へ届くところまでの工事が1件、それからもう一つ、南側の大宮富士線側から陸橋へ届くまでの工事が1件、それからもう一つ、そのスイミング側から南へと地方特定区間の工事が1件と、そのような工事を予定しております。よろしいでしょうか。 ○議長(佐野堯春議員) 9番。 ◆9番(佐野守茂議員) その金額は言えないというのは、要するにでは1億5,000万以上の大型工事はこの中でどれとどれになるのかお伺いしておきます。 ○議長(佐野堯春議員) 都市整備部長
    都市整備部長(佐藤寛君) 1億5,000万以上の工事につきましては、上部工でございます。約1億5,000万以上です。それ以外につきましては1億円以上が1件、それから1億円以下があと2件と、そのような状況です。 ○議長(佐野堯春議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、9款消防費について質疑を許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、10款教育費について質疑を許します。御質疑ございませんか。5番。 ◆5番(篠原太議員) 項目7保健体育費、19節の負担金補助及び交付金の日本ソフトボール協会に対する交付金についてであります。本年度、8月の9年ジャパンカップ国際女子ソフトボール並びに10月の日本女子ソトボール1部リーグがあるということに対しての交付金なのか、それともソフトボール場が存在していることに対して、日本ソフトボール協会に対しての交付金なのかということであります。もし大会がなかったとした場合には、この交付金は発生しないのか、あるいは大会がなかったとしても、今後ソフトボール場が存在する以上交付金が常に発生するのかということに関してお伺いいたします。 ○議長(佐野堯春議員) 社会体育課長。 ◎社会体育課長(佐野征宏君) お答えをさせていただきます。 ただいまの御質問の交付金1,000万円でございますが、これは第9回世界女子ソフトボール選手権大会の組織委員会の総会で、お金が少し余裕が出たというふうなことで使途を決定をいたしました。その中で全国的なソフトボールの普及、発展に寄与するために、全国に用具等の寄附をすると。それからもう一点が、シドニーオリンピックに向けた日本代表チームの強化費用として1,000万円を寄附したい、こういうことでございます。それを受けて昨年の10月30日に決算総会があったわけですが、そこで組織委員会が解散をいたしました。解散をしたということなものですから、あとの事務処理がいろいろと大変だということで、特に用具等の配分が大変だということがありまして、これらをすべて一括して市の方で寄附を受けて、そして市の方から改めて交付をさせていただくと、このようなことで寄附を受けて今回交付金として予算計上させていただいて、日本ソフトボール協会に交付金として交付をさせていただくと、こういう性質のものでございます。 なお、10年度の予算につきましては、3月の終わりごろにこういう話まとまったものですから、予算計上はしてございませんが、金額的には3月中に1,000万円いただいてございます。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 17番。 ◆17番(伊藤高雄議員) すみません。1点確認をさせていただきたいと思います。 38ページの文化振興費の補助金の関係で、県の指定文化財の補助事業で浅間の補助、614万余の補助金を出すという内容のようでありますけれども、これは事業費自体全体で幾らなのか。それで、県からの補助金というのは幾らぐらい入っているのか。それから、市としてこの補助金を出すというこの法的な根拠について、これらの検討はどういう内容になっていらっしゃるのかお聞きをしておきたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 文化課長。 ◎文化課長(成瀬正光君) この事業は、これは県指定の浅間大社の楼門の屋根のふきかえということでありますが、これは実は平成7年、8年の台風によって被害受けまして、所有者である浅間大社の方で応急処置をしておりましたですけれども、これが傷みが激しいということで今回修繕することになりました。総事業費は3,686万2,000円です。それから、県が2,457万4,000円、この総事業費の3分の2は県が出します。それから、残りの2分の1ずつを市とそれから所有者である浅間大社で負担ということで、これは補助金要綱で決まっております。それで市が614万4,000円ということでございます。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 2番。 ◆2番(若林志津子議員) 総括質疑の答弁で、市長は雨漏りの実態を調べるという御答弁があったわけですけれども、庶務課からは5月に各学校からヒアリングということでこういう形でいただいているわけです。だから、ぜひこれの資料を市長も目を通していただきたいということと。またあれこれという予算を皆さんが要求するという話にまたなってしまうかもしれませんけれども、市長は今後財政運営していく上で、緊急度、必要度を考えやっていきたいのだというふうに答えていらっしゃいますけれども、ここ2~3日かなり雨も降っているわけで、また体育館の雨漏りの問題ですが、そういう点からも考えれば緊急度という点では、本当にだれから見ても一番今の時期必要だし、これを秋になれば少し減るからいいなんと言っている場合ではないと思うのです。そういうことをぜひ認めて、そういう認識に立っていただきたいということと。私が一般質問で体育館の雨漏りということを取り上げましたら、あるお母さんから、自分の子供の中学校の体育館のことも聞いてみたら、やはり雨漏りしていてバケツを置いてあるというふうなことを子供から話を聞きましたよということもお話を聞きました。 市長、教育長はもう既に御存じだと思うのですけれども、教育基本法の第10条では、教育行政に対しては諸条件の整備確立を目標として行わなければならないと、そういうふうに法律でも規定されているわけです。そういう点から、財政事情もあるとは思いますが、本当にその緊急度から考えた点で、体育館ということで改修費用もかなりかさんでしまいますが、ぜひ計画的に、9校もあるうち5校だけを改修する。残りの4校ではどうするのかといったときに、9月の補正でもやるのか、来年、次年度でもやるのかというそういう計画を早く示していただきたいと思います。そのことが、またこの富士宮市に住んでよかったというふうに子供たちからも市長に言っていただけることになるのではないかと思うものですから、その辺市長と教育長の御答弁お願いいたします。 ○議長(佐野堯春議員) 市長。 ◎市長(渡辺紀君) 一応の概況は聞いておりますけれども、調べるという意味は、それの度合いの問題、要するにどのぐらいまた抜本的な改修が要るだろうか、あるいは修理がどの程度で済むだろうかというような予算的な意味も含めて積み上げないと、なかなか決断がつきませんので、その辺の精査をしてみたい。ああいう大型のものというのは、佐野議員も専門家でおりますけれども、県のグランシップでさえも雨漏りがするというようなときでもございますので、永遠の問題ですね。その他の問題含めてよく精査をしてその状況等を勘案しながら、なるべく早く子供にも住んでよかった、生まれてよかったというふうなまちにしたいと努力したいと思います。大変気にしているところです、緊急度という面で。 ○議長(佐野堯春議員) 教育長。 ◎教育長(藤井國利君) 営繕につきまして、日ごろ庶務課の方で先ほどお話のありましたように学校からの申し出といいますか、それが定時的に行われると。そして、さらにまた気のついたときに申し出すると。この連携を十分にとるようにと、学校の方から連絡について密にするようにというような指導を会合のたびにしているわけです。そして、それによって庶務課の方で現地へ出向いて、その緊急度とか営繕、修理の度合い等について確認をして、それに応じて検討していくと、そういうきめの細かいといいますか、意思の疎通を図った対応というものは鋭意努力してくれていると、そういうように私は日ごろ認識はしております。そういうことでこれからも予算面に多くかかる面も多いわけですけれども、御存じのように耐震工事等あるわけですけれども、そのことの必要度等、危険度、安全度、利用度というふうなことを総合的に含めまして、これからも鋭意努力していくということで御理解をお願いしたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 9番。 ◆9番(佐野守茂議員) 今の2番議員の質問に関連してお伺いしておきますけれども、2番議員の総括質疑で次年度に要するに修繕必要箇所相当あるわけです。二百何十件あって、そのうち残る76件が次年度以降の計画なのだという、こういう質問をしたと思うのですが、これが76件修繕する場合に、あるいは営繕工事あるかもしれませんけれども、費用として幾らぐらいかかるのか、その点明らかにしてもらいたいと思います。 ○議長(佐野堯春議員) 教育委員会庶務課長。 ◎教育委員会庶務課長(山田好一君) 具体的に件数で業者に見積もっていただいてないものですから、件数だけとりあえず把握しておいて、具体的に実施の運びについてはまた建築屋さん、建築技士の皆さん、また業者の見積もりということをしながらやってまいりたいと考えております。それで、ちなみに昨年の修繕、大きい工事ではなくて修繕の関係でございますけれども、10年度の決算見込みの件数でございますけれども、小学校で136件、中学校で125件、合計261件やりました。それは学校から要望のあるものもあるし、また緊急性がある電気とか水道が破裂だとか、そういうふうな形の緊急性のあるものやら、こちらの方で回って気づいた遊具の点検の修繕とか、そういうもの含めますとそのような数字になりまして、鋭意努力しているわけですけれども、何せこの件数がなかなか実際減ってこないというのが実態でございまして、これからも一生懸命努力していきたいと思います。 それから、参考のために学校の施設を回っている用務員さんが2人になったということでございますけれども、平成10年からですけれども、9年には83件で原材料費が39万9,800円というのに対して、業者の見積もりでやりますと約234万円かかるというふうな形でございます。それから、10年度は今度2人で実際にやった場合ですけれども、これ108件やりまして原材料費が35万円というところでございまして、これを業者の見積もりとして仮定として試算したですけれども、約485万ということで、金額にしては約倍というふうな形で節約できている状況ではないかというふうに考えています。原材料費としては、学校回って歩いて廃材になったのを再利用したり、いろいろ工夫しながらやっておるわけでございます。一口で申し上げますと、平3総体で体育館の方でネットを使ったわけですが、それが使わないで置いてあったということで、それをいただいて学校のネットの修繕等やったというふうな工夫もしてございまして、そのような形で非常に件数は多いわけでございます。 それで、営繕工事費については、平成10年度で約13件、それから建設工事費で7件ということで、トータル的には全部で281件というふうな形では件数的にはなるわけでございます。そういうわけで日ごろ職員が一生懸命努力してくれているということで、私たちも感謝しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(佐野堯春議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、13款諸支出金について質疑を許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、14款予備費について質疑を許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳出に対する質疑を終了いたします。 以上をもちまして一般会計補正予算(第1号)に対する質疑を終了いたしましたが、この際質疑漏れがございましたらこれを許します。御質疑ございませんか。13番。 ◆13番(古川日出男議員) 質疑漏れというよりもちょっとですけれども、2款の総務費でごらんになりました身延線鉄道高架推進事業費調査委託料というふうな形で、委託料が各款それぞれ計上されているわけですけれども、各款ごとに委託料の総額が幾らになっているか。答弁という形でお聞きしても、答弁なかなか御無理かと思いますので、議長の計らいで資料として請求をさせていただきたいと思います。各款ごとの委託料の総額、お願いいたします。 ○議長(佐野堯春議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第53号につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号につきましては委員会付託を省略することに決しました。 これより議案第53号に対する討論に入ります。討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議第53号平成11年度富士宮市一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。 議案第53号につきましては、原案のとおり決することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号平成11年度富士宮市一般会計補正予算(第1号)につきましては、原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。お手元に配付済みの日程のとおり、明7月15日は常任委員会開催のため休会、7月16日は常任委員会及び議会運営委員会開催のため休会、7月17日及び18日の2日間は市の休日及び休日のため休会、7月19日は委員長報告作成のため休会、7月20日は祝日のため休会、7月21日は委員長報告作成のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野堯春議員) 御異議なしと認めます。よって、明7月15日から21日までの7日間は、休会することに決しました。 来る7月22日は午前9時から本会議を開き、議案審議を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。                                     午後0時03分散会...